STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第19回 言語聴覚士国家試験 第101問

神経系第19回

第19回 言語聴覚士国家試験 第101問(神経系)の正答は 5 です。顔面神経は脳幹(橋下縁)を出たあと、内耳孔(内耳道)を内耳神経とともに通り、側頭骨の顔面神経管を経て茎乳突孔から頭蓋外へ出る。

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問題
顔面神経が通過するのはどれか。
  1. 1.棘 孔
  2. 2.卵円孔
  3. 3.破裂孔
  4. 4.小円孔
  5. 5.内耳孔 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 50.3%難問

143人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 顔面神経は内耳孔(内耳道)を通って側頭骨内へ入る

顔面神経は脳幹(橋下縁)を出たあと、内耳孔(内耳道)を内耳神経とともに通り、側頭骨の顔面神経管を経て茎乳突孔から頭蓋外へ出る。したがって顔面神経が通過する開口部は内耳孔である。


【各選択肢の解説】

1. 棘孔
❌ 誤り。中硬膜動脈が通る孔であり、顔面神経は通らない。正しくは棘孔を通るのは中硬膜動脈で、顔面神経は内耳孔を通る。
2. 卵円孔
❌ 誤り。三叉神経第3枝(下顎神経)が通る孔である。正しくは卵円孔を通るのは下顎神経で、顔面神経は内耳孔を通る。
3. 破裂孔
❌ 誤り。内頸動脈周囲の交感神経などが関与する部位で、顔面神経の通路ではない。正しくは破裂孔は生体では軟骨で塞がれ、その上を内頸動脈が通る部位であり、顔面神経は内耳孔を通る。
4. 小円孔
❌ 誤り。正円孔は三叉神経第2枝=上顎神経の通路であり、いずれにせよ顔面神経は通らない。正しくは顔面神経が通るのは内耳孔である。
5. 内耳孔
✅ 正しい(=正答)。顔面神経と内耳神経(蝸牛神経・前庭神経)が通る孔であり、これが正答である。

【試験対策ポイント】

脳神経と頭蓋底の通過孔の対応は頻出である。顔面神経・内耳神経は内耳孔(内耳道)、三叉神経第2枝は正円孔、第3枝は卵円孔、中硬膜動脈は棘孔、と整理して覚えるとよい。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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