第19回 言語聴覚士国家試験 第102問
心理測定法第19回
第19回 言語聴覚士国家試験 第102問(心理測定法)の正答は 5 です。疫学研究デザインの基本を問う問題である。
問題
誤っているのはどれか。
- 1.前向き研究は調査開始時点から追跡調査する。
- 2.後向き研究では対象者の過去の現象を調査する。
- 3.無作為化比較試験は前向き研究である。
- 4.コホート研究はある集団を追跡する研究である。
- 5.ケースコントロール研究はまれな疾患のみを対象とする。 ✓
正答:5番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリで
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 52.5%標準
61人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:5番 — 症例対照研究は「まれな疾患のみ」が対象ではなく、まれな疾患の検討に適するというのが正しい
疫学研究デザインの基本を問う問題である。各研究法の時間的方向(前向き・後向き)と適応を正しく押さえる。
【各選択肢の解説】
1. 前向き研究は調査開始時点から将来に向かって追跡する ⭕
要因の有無を確認したうえで将来の発症を追う、定義どおりの記述である。
2. 後向き研究は過去にさかのぼって現象を調べる ⭕
すでに起きた事象を過去の記録から調査する記述で正しい。
3. ランダム化比較試験は前向き研究である ⭕
介入を割り付けてその後の経過を追うため前向きである。
4. コホート研究は集団を一定期間追跡する ⭕
要因の有無で分けた集団を追跡し発症率を比較する、正しい記述である。
5. 症例対照研究はまれな疾患のみを対象とする ❌(=正答)
症例対照研究はまれな疾患の検討に適するが、「まれな疾患のみ」が対象という限定は誤りである。よってこれが正答(誤っているもの)となる。
【試験対策ポイント】
症例対照研究は患者群と対照群を集めて過去の曝露を比較する後向きデザインで、まれな疾患でも効率よく検討できる点が長所である。「のみ」「必ず」といった限定表現は誤り選択肢の常套句なので注意する。
📘 STカコモンの有料教材
この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。
▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク(広告)
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連
スポンサーリンク(広告)