第27回 言語聴覚士国家試験 第122問
神経系第27回
第27回 言語聴覚士国家試験 第122問(神経系)の正答は 3 です。上位運動ニューロン(皮質延髄路)が両側性に支配する筋を問う問題である。
問題
上位運動ニューロンが両側性に支配するのはどれか
- 1.眼輪筋
- 2.口輪筋
- 3.咽頭筋 ✓
- 4.舌筋
- 5.上腕二頭筋
正答:3番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 47.1%難問
157人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 咽頭筋
上位運動ニューロン(皮質延髄路)が両側性に支配する筋を問う問題である。咽頭筋は左右の大脳半球から両側性の支配を受けるため、一側の障害では麻痺が出にくい。選択肢3が正しい。
【各選択肢の解説】
1. 眼輪筋
❌ 顔面神経支配の表情筋で、本問で問われている代表的な両側支配筋には当たらない。
❌ 顔面神経支配の表情筋で、本問で問われている代表的な両側支配筋には当たらない。
2. 口輪筋
❌ 顔面下部の表情筋で、対側の大脳半球から優位に支配される(片側の障害で対側下部顔面が麻痺する)。
❌ 顔面下部の表情筋で、対側の大脳半球から優位に支配される(片側の障害で対側下部顔面が麻痺する)。
3. 咽頭筋
✅ 正しい(=正答)。疑核を介し両側の大脳半球から支配を受けるため、一側障害では麻痺しにくい。
✅ 正しい(=正答)。疑核を介し両側の大脳半球から支配を受けるため、一側障害では麻痺しにくい。
4. 舌筋
❌ 舌下神経支配で対側の大脳半球から支配され、一側障害で対側へ偏位しうる。
❌ 舌下神経支配で対側の大脳半球から支配され、一側障害で対側へ偏位しうる。
5. 上腕二頭筋
❌ 四肢の筋は対側の大脳半球から支配される。
❌ 四肢の筋は対側の大脳半球から支配される。
【試験対策ポイント】
咽頭・喉頭・口蓋の筋(疑核支配)は両側性支配を受けるため、一側の上位運動ニューロン障害では麻痺が目立ちにくい(仮性球麻痺は両側障害で生じる)。一方、顔面下部・舌・四肢は対側性支配で、一側障害で対側に麻痺が出る。両側支配の代表=咽頭・喉頭の筋と押さえる。
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