第19回 言語聴覚士国家試験 第12問
リハ医学第19回
第19回 言語聴覚士国家試験 第12問(リハ医学)の正答は 2 です。長期臥床による廃用症候群について正しいものを選ぶ。
問題
長期臥床による廃用症候群について正しいのはどれか。
- 1.膝伸展筋力は低下しない。
- 2.起立性低血圧の予防には早期から座位時間を確保する。 ✓
- 3.下肢深部静脈血栓症に対してはマッサージを行う。
- 4.肺活量が増加する。
- 5.側臥位であれば褥瘡は生じない。
正答:2番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 58.7%標準
121人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 起立性低血圧予防には早期からの座位確保
長期臥床による廃用症候群について正しいものを選ぶ。
【各選択肢の解説】
1. 膝伸展筋力は低下しない。
❌ 誤り。不動により筋力は低下する(廃用性筋萎縮)。正しくは膝伸展筋(大腿四頭筋)などの抗重力筋は特に低下しやすい。
❌ 誤り。不動により筋力は低下する(廃用性筋萎縮)。正しくは膝伸展筋(大腿四頭筋)などの抗重力筋は特に低下しやすい。
2. 起立性低血圧の予防には早期から座位時間を確保する。
✅ 正しい(=正答)。早期離床・段階的な座位で循環調節を保つことが予防になる。
✅ 正しい(=正答)。早期離床・段階的な座位で循環調節を保つことが予防になる。
3. 下肢深部静脈血栓症に対してはマッサージを行う。
❌ 誤り。血栓を遊離させ肺塞栓を招く危険があり、確立した血栓へのマッサージは禁忌である。正しくは深部静脈血栓症には抗凝固療法を行い、マッサージは行わない。
❌ 誤り。血栓を遊離させ肺塞栓を招く危険があり、確立した血栓へのマッサージは禁忌である。正しくは深部静脈血栓症には抗凝固療法を行い、マッサージは行わない。
4. 肺活量が増加する。
❌ 誤り。臥床では呼吸機能はむしろ低下する。正しくは肺活量は減少する。
❌ 誤り。臥床では呼吸機能はむしろ低下する。正しくは肺活量は減少する。
5. 側臥位であれば褥瘡は生じない。
❌ 誤り。側臥位でも大転子部などに圧がかかり褥瘡は生じうる。正しくは側臥位でも褥瘡は生じるため、定期的な体位変換と除圧が必要である。
❌ 誤り。側臥位でも大転子部などに圧がかかり褥瘡は生じうる。正しくは側臥位でも褥瘡は生じるため、定期的な体位変換と除圧が必要である。
→ 正しいのは2番が正答となる。
【試験対策ポイント】
廃用症候群は「動かさないことで起こる二次障害」の総称(筋萎縮・関節拘縮・起立性低血圧・褥瘡・DVTなど)。対策の柱は早期離床である。確立したDVTへのマッサージは禁忌という点も頻出。
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