STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第19回 言語聴覚士国家試験 第167問

言語発達障害学第19回

第19回 言語聴覚士国家試験 第167問(言語発達障害学)の正答は 1 です。7歳3か月男児の検査結果(WISC-Ⅳ・K-ABC)から除外できる障害を選ぶ問題である。

STワンコイン模試 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。申込・受験に締切なし、いつ受けても順位と本試験換算をその都度集計。次回は第2回 基準日2026年11月21日。
問題
7歳3か月の男児。検査結果から除外できる障害はどれか。【別図あり】 a.知的障害 b.算数障害 c.発達性読み書き障害 d.特異的言語発達障害 e.自閉症スペクトラム障害 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e
第19回第167問 図

正答:1番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 39.4%難問

66人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:1番 — 全検査IQと算数の成績が正常域のため、知的障害と算数障害は除外できる

7歳3か月男児の検査結果(WISC-Ⅳ・K-ABC)から除外できる障害を選ぶ問題である。


【各選択肢の解説】

WISC-Ⅳの全検査IQ(FSIQ)は95と平均域にあり、知的水準は保たれている。またK-ABCの習得度尺度のうち算数(標準得点約99)も平均域にある。

a. 知的障害 ⭕(除外できる)

FSIQ95は平均域であり、知的障害は除外できる。

b. 算数障害 ⭕(除外できる)

算数の標準得点が平均域であり、算数障害は除外できる。

c. 発達性読み書き障害 ❌

読み書き全般(特に書字)の十分な評価がなく、除外できない。

d. 特異的言語発達障害 ❌

言語理解(VCI82)が境界域で低く、言語面の問題は除外できない。

e. 自閉症スペクトラム障害 ❌

これらの知能・習得度検査だけでは社会性の問題を除外できない。

→ 除外できるのは a・b であり、その組合せの1番が正答となる。


【試験対策ポイント】

「除外できる」障害は、正常域の成績が示された領域から判断する。全検査IQが平均域なら知的障害、算数得点が平均域なら算数障害を除外できる。一方、低下や未評価の領域は除外できない、という読み方を身につける。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題の初回正答率は39.4%——受験者の61%が落としている難問です。こういう範囲は1問ずつ解説を読んでも埋まりません。ST国試ノートなら「なぜそうなるか」を頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
既卒・浪人の方へ 解く力はあるのに、一人だと計画が崩れる——そんな人のための伴走型プログラム「ST既卒プレミアム」。あなた専用のロードマップと、毎週届く「今やること」で、次の国試まで隣を走ります。2026年9月7日スタート・以降も随時受付。お申し込みから8日以内なら全額返金。 詳しく見る ▶
スポンサーリンク(広告)

🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第19回 全問一覧

▶ 言語発達障害学 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)