STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第19回 言語聴覚士国家試験 第182問

運動障害性構音障害第19回

第19回 言語聴覚士国家試験 第182問(運動障害性構音障害)の正答は 4 です。パーキンソン病患者で、文になると話速度が速まり明瞭度が下がる場合の訓練法を選ぶ問題である。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
パーキンソン病の60歳男性。単音節および単語では正しい音が生成できるが、文では話速度が速くなり明瞭度が下がる。適切な訓練法はどれか。 a.内緒話法 b.吸気発声法 c.フレージング法 d.モーラ指折り法 e.あくび・ため息法 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e

正答:4番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:4番 — 速くなりすぎる発話には、フレージング法やモーラ指折り法で発話速度を制御する

パーキンソン病患者で、文になると話速度が速まり明瞭度が下がる場合の訓練法を選ぶ問題である。


【各選択肢の解説】

a. 内緒話法 ❌

声量や声質を調整する方法で、速度制御を目的とするものではない。

b. 吸気発声法 ❌

吸気時に発声する特殊な手技で、本症例の適応ではない。

c. フレージング法 ⭕

句ごとに区切って話すことで発話速度を抑え、明瞭度を高める。

d. モーラ指折り法 ⭕

モーラごとに指を折りながら話し、発話速度を意図的に落とす(ペーシング)。

e. あくび・ため息法 ❌

喉頭の過緊張を緩める方法で、速度制御の手段ではない。

→ c・d の組合せである4番が正答となる。


【試験対策ポイント】

パーキンソン病では加速・小声・単調が発話の特徴である。速くなりすぎる発話には、フレージングやモーラ指折り法などのペーシング(速度制御)が有効である。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第19回 全問一覧

▶ 運動障害性構音障害 の過去問一覧

スポンサーリンク