第19回 言語聴覚士国家試験 第183問
嚥下障害第19回
第19回 言語聴覚士国家試験 第183問(嚥下障害)の正答は 2 です。摂食・嚥下訓練に関して正しいものを選ぶ問題である。
問題
摂食訓練に関して正しいのはどれか。
- 1.気管切開のある患者では摂食訓練時にカニューレのカフ圧を高くする。
- 2.一側咽頭・喉頭麻痺がある患者では頚部回旋嚥下が有効である。 ✓
- 3.誤嚥がないことが開始条件である。
- 4.認知症患者ではバイオフィードバック法が有効である。
- 5.食物形態の調整は摂食訓練とは独立して行う。
正答:2番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 72.6%やさしい
95人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 一側の咽頭・喉頭麻痺では頸部回旋嚥下が有効である
摂食・嚥下訓練に関して正しいものを選ぶ問題である。
【各選択肢の解説】
1. 気管切開のある患者でカフ圧を高くする ❌
カフ圧は適正値に保つべきで、むやみに高くすると気管粘膜を損傷する。
2. 一側咽頭・喉頭麻痺がある患者では頸部回旋嚥下が有効である ⭕(=正答)
麻痺側へ頸部を回旋すると麻痺側の食物路が狭まり、健側を食塊が通りやすくなる。これが正答である。
3. 誤嚥がないことが開始条件である ❌
誤嚥があっても、安全に配慮した間接訓練などから開始することがある。
4. 認知症患者ではバイオフィードバック法が有効である ❌
指示理解が必要なバイオフィードバックは認知症患者には適さないことが多い。
5. 食物形態の調整は摂食訓練とは独立して行う ❌
食物形態の調整は摂食訓練と一体で行う重要な要素である。
【試験対策ポイント】
代償的嚥下法は病態に合わせて選ぶ。一側麻痺=頸部回旋(健側を通す)、咽頭残留=交互嚥下や複数回嚥下などを対応づける。カフ圧は高ければよいわけではない点も押さえる。
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