STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第27回 言語聴覚士国家試験 第82問

運動障害性構音障害第27回

第27回 言語聴覚士国家試験 第82問(運動障害性構音障害)の正答は 2 です。運動障害性構音障害のタイプと疾患の組合せを問う問題である。

STワンコイン模試 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。申込・受験に締切なし、いつ受けても順位と本試験換算をその都度集計。次回は第2回 基準日2026年11月21日。
問題
正しい組み合わせはどれか。
  1. 1.運動過多性構音障害 ― 筋萎縮性側索硬化症
  2. 2.運動低下性構音障害 ― パーキンソン病
  3. 3.痙性構音障害 ― ギラン・バレー症候群
  4. 4.弛緩性構音障害 ― 脊髄小脳変性症
  5. 5.失調性構音障害 ― 重症筋無力症

正答:2番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 80.8%やさしい

146人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:2番 — 運動低下性構音障害 ― パーキンソン病

運動障害性構音障害のタイプと疾患の組合せを問う問題である。パーキンソン病は運動低下性構音障害(小さく単調な声、加速など)を呈し、選択肢2が正しい。


【各選択肢の解説】

1. 運動過多性構音障害 ― 筋萎縮性側索硬化症
❌ ALSは弛緩性と痙性の混合性構音障害を呈する。運動過多性は不随意運動を伴う疾患(ハンチントン病など)でみられる。
2. 運動低下性構音障害 ― パーキンソン病
✅ 正しい(=正答)。寡動・固縮を背景に、単調で弱い声、加速性発話などを呈する。
3. 痙性構音障害 ― ギラン・バレー症候群
❌ ギラン・バレー症候群は末梢神経障害で弛緩性となる。痙性は両側錐体路障害でみられる。
4. 弛緩性構音障害 ― 脊髄小脳変性症
❌ 脊髄小脳変性症は失調性構音障害を呈する。
5. 失調性構音障害 ― 重症筋無力症
❌ 重症筋無力症は神経筋接合部の障害で弛緩性(易疲労性)となる。

【試験対策ポイント】

構音障害のタイプと責任病巣・疾患を対応づける。弛緩性=下位運動ニューロン・神経筋接合部(重症筋無力症・ギラン・バレー)、痙性=両側錐体路、失調性=小脳(脊髄小脳変性症)、運動低下性=パーキンソン病、運動過多性=不随意運動症、混合性=ALS。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
既卒・浪人の方へ 解く力はあるのに、一人だと計画が崩れる——そんな人のための伴走型プログラム「ST既卒プレミアム」。あなた専用のロードマップと、毎週届く「今やること」で、次の国試まで隣を走ります。2026年9月7日スタート・以降も随時受付。お申し込みから8日以内なら全額返金。 詳しく見る ▶
スポンサーリンク(広告)

🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第27回 全問一覧

▶ 運動障害性構音障害 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)