第19回 言語聴覚士国家試験 第22問
第19回 言語聴覚士国家試験 第22問(聴覚系)の正答は 5 です。聴覚に関して正しいものを選ぶ。
- 1.外耳道によって1,000Hz付近の音が共鳴して増強される。
- 2.音響性耳小骨筋反射は鼓膜張筋の収縮による。
- 3.聴力レベル40dBのとき、音響性耳小骨筋反射が欠如すれば内耳性難聴である。
- 4.聴神経で音の機械的振動が電気信号に変換される。
- 5.2,000Hz以上の音では両耳に入る音の強度さが方向覚において重要である。 ✓
正答:5番
初回正答率 31%難問
100人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
聴覚に関して正しいものを選ぶ。
【各選択肢の解説】
1.外耳道によって1,000Hz付近の音が共鳴して増強される:❌誤り。外耳道の共鳴周波数は約2,500~3,000Hzである。
2.音響性耳小骨筋反射は鼓膜張筋の収縮による:❌誤り。ヒトの音響性耳小骨筋反射は主にアブミ骨筋の収縮による。
3.聴力レベル40dBのとき、音響性耳小骨筋反射が欠如すれば内耳性難聴である:❌誤り。反射の有無だけで内耳性と断定できない。
4.聴神経で音の機械的振動が電気信号に変換される:❌誤り。機械的振動を電気信号に変換するのは蝸牛の有毛細胞である。
5.2,000Hz以上の音では両耳に入る音の強度差が方向覚において重要である:✅正しい(=正答)。高音域は頭部による遮蔽で両耳間強度差が手がかりとなり、低音域では両耳間時間差が手がかりとなる。
→ 正しいのは5番が正答となる。
【試験対策ポイント】
音源定位の手がかりは低音=両耳間時間差、高音=両耳間強度差(デュープレックス説)。あわせて、変換は有毛細胞、外耳道共鳴は約3kHz、音響性耳小骨筋反射はアブミ骨筋、という基本も押さえる。
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