第19回 言語聴覚士国家試験 第25問
認知心理学第19回
第19回 言語聴覚士国家試験 第25問(認知心理学)の正答は 4 です。運動知覚に関して正しいものを選ぶ。
問題
正しいのはどれか。
- 1.運動視差は、視野内で大きく動くものはより遠くに見えるという奥行知覚要因である。
- 2.動きが見えない時の網膜像を静止網膜像という。
- 3.仮現運動では動く対象が静止して見える。
- 4.運動情報は対象構造の知覚の手がかりになる。 ✓
- 5.静止した対象同士の間に生じる見かけの動きを誘導運動という。
正答:4番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 38.7%難問
155人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 運動情報は対象の構造知覚の手がかりになる
運動知覚に関して正しいものを選ぶ。
【各選択肢の解説】
1. 運動視差は、視野内で大きく動くものはより遠くに見えるという奥行知覚要因である
❌ 誤り。運動視差では大きく(速く)動くものほど近くに見える。正しくは観察者が動くとき、近いものほど大きく速く、遠いものほど小さくゆっくり動いて見えるという奥行手がかりである。
❌ 誤り。運動視差では大きく(速く)動くものほど近くに見える。正しくは観察者が動くとき、近いものほど大きく速く、遠いものほど小さくゆっくり動いて見えるという奥行手がかりである。
2. 動きが見えない時の網膜像を静止網膜像という
❌ 誤り。静止網膜像(stabilized image)は眼球運動を補償して網膜上で像を静止させた状態を指し、説明が不正確である。正しくは眼球運動を打ち消して網膜上の位置を固定した像をいい、見続けると像が薄れて消える。
❌ 誤り。静止網膜像(stabilized image)は眼球運動を補償して網膜上で像を静止させた状態を指し、説明が不正確である。正しくは眼球運動を打ち消して網膜上の位置を固定した像をいい、見続けると像が薄れて消える。
3. 仮現運動では動く対象が静止して見える
❌ 誤り。仮現運動は静止した刺激が動いて見える現象で、説明が逆である。正しくは離れた位置の静止刺激を適当な時間間隔で交互に提示すると動いて見える現象である。
❌ 誤り。仮現運動は静止した刺激が動いて見える現象で、説明が逆である。正しくは離れた位置の静止刺激を適当な時間間隔で交互に提示すると動いて見える現象である。
4. 運動情報は対象構造の知覚の手がかりになる
✅ 正しい(=正答)。動きの情報から立体形状を捉える「運動からの構造復元」がある。
✅ 正しい(=正答)。動きの情報から立体形状を捉える「運動からの構造復元」がある。
5. 静止した対象同士の間に生じる見かけの動きを誘導運動という
❌ 誤り。誘導運動は周囲が動くことで静止物が動いて見える現象であり、説明が不正確である。正しくは静止対象同士の間に生じる見かけの動きは仮現運動で、誘導運動は雲が動くと月が動いて見えるような現象である。
❌ 誤り。誘導運動は周囲が動くことで静止物が動いて見える現象であり、説明が不正確である。正しくは静止対象同士の間に生じる見かけの動きは仮現運動で、誘導運動は雲が動くと月が動いて見えるような現象である。
【試験対策ポイント】
運動知覚の用語整理が要点。仮現運動=静止刺激が動いて見える、誘導運動=周囲の動きで静止物が動いて見える、運動視差=近いものほど速く動いて見える奥行手がかり。用語と現象の対応を正確に押さえる。
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