STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第19回 言語聴覚士国家試験 第25問

認知心理学第19回

第19回 言語聴覚士国家試験 第25問(認知心理学)の正答は 4 です。運動知覚に関して正しいものを選ぶ。

STワンコイン模試 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。申込・受験に締切なし、いつ受けても順位と本試験換算をその都度集計。次回は第2回 基準日2026年11月21日。
問題
正しいのはどれか。
  1. 1.運動視差は、視野内で大きく動くものはより遠くに見えるという奥行知覚要因である。
  2. 2.動きが見えない時の網膜像を静止網膜像という。
  3. 3.仮現運動では動く対象が静止して見える。
  4. 4.運動情報は対象構造の知覚の手がかりになる。
  5. 5.静止した対象同士の間に生じる見かけの動きを誘導運動という。

正答:4番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 42.4%難問

92人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:4番 — 運動情報は対象の構造知覚の手がかりになる

運動知覚に関して正しいものを選ぶ。


【各選択肢の解説】

1.運動視差は、視野内で大きく動くものはより遠くに見えるという奥行知覚要因である:❌誤り。運動視差では大きく(速く)動くものほど近くに見える。

2.動きが見えない時の網膜像を静止網膜像という:❌誤り。静止網膜像(stabilized image)は眼球運動を補償して網膜上で像を静止させた状態を指し、説明が不正確である。

3.仮現運動では動く対象が静止して見える:❌誤り。仮現運動は静止した刺激が動いて見える現象で、説明が逆である。

4.運動情報は対象構造の知覚の手がかりになる:✅正しい(=正答)。動きの情報から立体形状を捉える「運動からの構造復元」がある。

5.静止した対象同士の間に生じる見かけの動きを誘導運動という:❌誤り。誘導運動は周囲が動くことで静止物が動いて見える現象であり、説明が不正確である。

→ 正しいのは4番が正答となる。


【試験対策ポイント】

運動知覚の用語整理が要点。仮現運動=静止刺激が動いて見える、誘導運動=周囲の動きで静止物が動いて見える、運動視差=近いものほど速く動いて見える奥行手がかり。用語と現象の対応を正確に押さえる。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題の初回正答率は42.4%——受験者の58%が落としている難問です。こういう範囲は1問ずつ解説を読んでも埋まりません。ST国試ノートなら「なぜそうなるか」を頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
既卒・浪人の方へ 解く力はあるのに、一人だと計画が崩れる——そんな人のための伴走型プログラム「ST既卒プレミアム」。あなた専用のロードマップと、毎週届く「今やること」で、次の国試まで隣を走ります。2026年9月7日スタート・以降も随時受付。お申し込みから8日以内なら全額返金。 詳しく見る ▶
スポンサーリンク(広告)

🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第19回 全問一覧

▶ 認知心理学 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)