第19回 言語聴覚士国家試験 第45問
言語学第19回
第19回 言語聴覚士国家試験 第45問(言語学)の正答は 2 です。被修飾名詞がすでに1つに定まっているかが分かれ目である。
問題
下線部が非制限的連体節なのはどれか。
- 1.日本は【地震が頻発する】場所に位置している。
- 2.【中国から参りました】李と申します。 ✓
- 3.【近くで窓ガラスが割れる】音がした。
- 4.【山本監督が新作を制作するという】発表があった。
- 5.【田中先生が学会でなさった】発表を興味深く聞いた。
正答:2番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリで
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 57.1%標準
119人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
スポンサーリンク(広告)
解説
👥 読者の報告をもとに修正済み(2026-08-12)— ご指摘ありがとうございました
■ 正答:2番 — 【中国から参りました】李と申します。
被修飾名詞がすでに1つに定まっているかが分かれ目である。固有名詞「李」は名前だけで対象が特定されるため、「中国から参りました」は範囲を絞らず情報を添えるだけ=非制限的連体節になる。
【各選択肢の解説】
1. 日本は【地震が頻発する】場所に位置している。
❌ 誤り。数ある「場所」の中から地震が頻発するものに範囲を絞っている。正しくは制限的連体節である。
❌ 誤り。数ある「場所」の中から地震が頻発するものに範囲を絞っている。正しくは制限的連体節である。
2. 【中国から参りました】李と申します。
✅ 正しい(=正答)。固有名詞「李」はそれだけで対象が特定されているため、「中国から参りました」は限定ではなく付加的な情報を添えているにすぎない。非制限的連体節である。
✅ 正しい(=正答)。固有名詞「李」はそれだけで対象が特定されているため、「中国から参りました」は限定ではなく付加的な情報を添えているにすぎない。非制限的連体節である。
3. 【近くで窓ガラスが割れる】音がした。
❌ 誤り。どの「音」かを限定している。正しくは制限的連体節である。
❌ 誤り。どの「音」かを限定している。正しくは制限的連体節である。
4. 【山本監督が新作を制作するという】発表があった。
❌ 誤り。「〜という」が「発表」の内容そのものを述べており、発表の範囲を絞る関係ではない。正しくは名詞の中身を表す同格(内容)節で、制限・非制限の区別の対象外である。
❌ 誤り。「〜という」が「発表」の内容そのものを述べており、発表の範囲を絞る関係ではない。正しくは名詞の中身を表す同格(内容)節で、制限・非制限の区別の対象外である。
5. 【田中先生が学会でなさった】発表を興味深く聞いた。
❌ 誤り。数ある「発表」の中からどれかを限定している。正しくは制限的連体節である。
❌ 誤り。数ある「発表」の中からどれかを限定している。正しくは制限的連体節である。
【試験対策ポイント】
| 種類 | 被修飾名詞との関係 | 見分け方 |
|---|---|---|
| 制限的連体節 | 名詞の指す範囲を絞る | 節を外すとどれのことか分からなくなる |
| 非制限的連体節 | すでに特定された対象に情報を添える | 被修飾語が固有名詞・唯一物(人名・地名・「私の母」など) |
| 同格(内容)節 | 名詞の中身を述べる | 「〜という+発表・噂・事実」の形 |
被修飾語が固有名詞なら、まず非制限的を疑う。
📘 STカコモンの有料教材
この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。
▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク(広告)
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連
スポンサーリンク(広告)