STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第20回 言語聴覚士国家試験 第110問

リハ医学第20回

第20回 言語聴覚士国家試験 第110問(リハ医学)の正答は 2 です。Hoehn-Yahrの重症度分類はパーキンソン病の重症度を5段階で評価する尺度であり、多発性硬化症の評価には用いない。

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問題
評価法の組合せで誤っているのはどれか。
  1. 1.SF-36 ― 健康関連QOL
  2. 2.Hoehn-Yahrの重症度分類 ― 多発性硬化症
  3. 3.FIM ― ADL
  4. 4.Brunnstrom stage ― 片麻痺
  5. 5.NIHSS ― 脳卒中重症度

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — Hoehn-Yahrの重症度分類 ― 多発性硬化症

Hoehn-Yahrの重症度分類はパーキンソン病の重症度を5段階で評価する尺度であり、多発性硬化症の評価には用いない。したがって「Hoehn-Yahrの重症度分類―多発性硬化症」の組合せ2が誤りである。


【各選択肢の解説】

1. SF-36 ― 健康関連QOL
❌ 正しい組合せ。SF-36は健康関連QOLを多面的に評価する代表的な尺度である。身体・精神の幅広い側面を測る。
2. Hoehn-Yahrの重症度分類 ― 多発性硬化症
✅ 誤った組合せ(=正答)。Hoehn-Yahr分類はパーキンソン病の重症度を評価する尺度である。多発性硬化症ではなく、対象疾患が異なる。
3. FIM ― ADL
❌ 正しい組合せ。FIMは食事や移動などのADLを介助量の観点から評価する尺度である。リハビリで広く用いられる。
4. Brunnstrom stage ― 片麻痺
❌ 正しい組合せ。Brunnstrom stageは片麻痺の回復過程を段階的に評価する。共同運動の出現などをもとに判定する。
5. NIHSS ― 脳卒中重症度
❌ 正しい組合せ。NIHSSは脳卒中の神経学的重症度を点数化する尺度である。意識・運動・言語などを評価する。

【試験対策ポイント】

評価尺度と対象を結びつけて覚える。

尺度対象
Hoehn-Yahrパーキンソン病の重症度
Brunnstrom stage片麻痺の回復段階
FIMADL(介助量)
NIHSS脳卒中の重症度

要点はHoehn-Yahr=パーキンソン病という対応である。多発性硬化症と取り違えないよう、尺度ごとの対象疾患をセットで押さえる。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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