STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第20回 言語聴覚士国家試験 第110問

リハ医学第20回

第20回 言語聴覚士国家試験 第110問(リハ医学)の正答は 2 です。Hoehn-Yahrの重症度分類はパーキンソン病の重症度を5段階で評価する尺度であり、多発性硬化症の評価には用いない。

STワンコイン模試 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。申込・受験に締切なし、いつ受けても順位と本試験換算をその都度集計。次回は第2回 基準日2026年11月21日。
問題
評価法の組合せで誤っているのはどれか。
  1. 1.SF-36 ― 健康関連QOL
  2. 2.Hoehn-Yahrの重症度分類 ― 多発性硬化症
  3. 3.FIM ― ADL
  4. 4.Brunnstrom stage ― 片麻痺
  5. 5.NIHSS ― 脳卒中重症度

正答:2番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 80.3%やさしい

66人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:2番 — Hoehn-Yahrの重症度分類 ― 多発性硬化症

Hoehn-Yahrの重症度分類はパーキンソン病の重症度を5段階で評価する尺度であり、多発性硬化症の評価には用いない。したがって「Hoehn-Yahrの重症度分類―多発性硬化症」の組合せ2が誤りである。


【各選択肢の解説】

1. SF-36 ― 健康関連QOL
❌ 正しい組合せ。SF-36は健康関連QOLを多面的に評価する代表的な尺度である。身体・精神の幅広い側面を測る。
2. Hoehn-Yahrの重症度分類 ― 多発性硬化症
✅ 誤った組合せ(=正答)。Hoehn-Yahr分類はパーキンソン病の重症度を評価する尺度である。多発性硬化症ではなく、対象疾患が異なる。
3. FIM ― ADL
❌ 正しい組合せ。FIMは食事や移動などのADLを介助量の観点から評価する尺度である。リハビリで広く用いられる。
4. Brunnstrom stage ― 片麻痺
❌ 正しい組合せ。Brunnstrom stageは片麻痺の回復過程を段階的に評価する。共同運動の出現などをもとに判定する。
5. NIHSS ― 脳卒中重症度
❌ 正しい組合せ。NIHSSは脳卒中の神経学的重症度を点数化する尺度である。意識・運動・言語などを評価する。

【試験対策ポイント】

評価尺度と対象を結びつけて覚える。

尺度対象
Hoehn-Yahrパーキンソン病の重症度
Brunnstrom stage片麻痺の回復段階
FIMADL(介助量)
NIHSS脳卒中の重症度

要点はHoehn-Yahr=パーキンソン病という対応である。多発性硬化症と取り違えないよう、尺度ごとの対象疾患をセットで押さえる。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📗 この範囲の次の一歩

この範囲(リハ医学)は、買い切りのST国試ノート(¥850)の棚には入っていません。まずは同じ科目だけを続けて解いて、どこが抜けているかを出すのが早道です。

▶ 「リハ医学」だけを無料アプリで演習する

失語症・嚥下・聴覚・高次脳など22科目は買い切りのST国試ノート(¥850)にあります。収録科目を見る →

基礎医学・総論を含む全科目のノートは、伴走型のST既卒プレミアムに収録しています(9月7日スタート・以降も随時受付)。

既卒・浪人の方へ 解く力はあるのに、一人だと計画が崩れる——そんな人のための伴走型プログラム「ST既卒プレミアム」。あなた専用のロードマップと、毎週届く「今やること」で、次の国試まで隣を走ります。2026年9月7日スタート・以降も随時受付。お申し込みから8日以内なら全額返金。 詳しく見る ▶
スポンサーリンク(広告)

🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第20回 全問一覧

▶ リハ医学 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)