第20回 言語聴覚士国家試験 第122問
神経系第20回
第20回 言語聴覚士国家試験 第122問(神経系)の正答は 3 です。視覚伝導路は、網膜→視神経→視交叉→視索→外側膝状体→視放線→後頭葉(視覚野)と伝わる。
問題
視覚伝導路に含まれるのはどこか。
- 1.内 包
- 2.内側毛帯
- 3.外側膝状体 ✓
- 4.錐体交叉
- 5.横側頭回
正答:3番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 62.9%標準
132人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 外側膝状体
視覚伝導路は、網膜→視神経→視交叉→視索→外側膝状体→視放線→後頭葉(視覚野)と伝わる。外側膝状体は視床にある視覚情報の中継核で、視索からの線維を受けて視放線へ送り出す。この経路に含まれるのは外側膝状体であり、選択肢3が正答である。
【各選択肢の解説】
1. 内包
❌ 誤り(出題上の扱い:公式正答は3のみ)。視放線は内包後脚のレンズ核後部を通るため、内包を視覚伝導路の通過部位に含める教科書もある。ただし内包は皮質脊髄路や視床皮質路など多くの投射線維が通る白質で、視覚に固有の構造ではない。正しくは視覚伝導路の構成要素として答えるべきは視覚の中継核である外側膝状体であり、内包は視放線が一部を通過する白質と押さえる。
❌ 誤り(出題上の扱い:公式正答は3のみ)。視放線は内包後脚のレンズ核後部を通るため、内包を視覚伝導路の通過部位に含める教科書もある。ただし内包は皮質脊髄路や視床皮質路など多くの投射線維が通る白質で、視覚に固有の構造ではない。正しくは視覚伝導路の構成要素として答えるべきは視覚の中継核である外側膝状体であり、内包は視放線が一部を通過する白質と押さえる。
2. 内側毛帯
❌ 誤り。内側毛帯は体性感覚(触・深部感覚)の伝導路である。正しくは後索-内側毛帯路として視床の後外側腹側核へ向かう体性感覚の経路である。
❌ 誤り。内側毛帯は体性感覚(触・深部感覚)の伝導路である。正しくは後索-内側毛帯路として視床の後外側腹側核へ向かう体性感覚の経路である。
3. 外側膝状体
✅ 正しい(=正答)。外側膝状体は視床にある視覚の中継核で、視索からの線維を受けて視放線へ送る。視覚伝導路の重要な中継点である。
✅ 正しい(=正答)。外側膝状体は視床にある視覚の中継核で、視索からの線維を受けて視放線へ送る。視覚伝導路の重要な中継点である。
4. 錐体交叉
❌ 誤り。錐体交叉は運動(錐体路)が左右交叉する延髄の部位である。正しくは皮質脊髄路の交叉部であり、視覚の線維の交叉は視交叉で起こる。
❌ 誤り。錐体交叉は運動(錐体路)が左右交叉する延髄の部位である。正しくは皮質脊髄路の交叉部であり、視覚の線維の交叉は視交叉で起こる。
5. 横側頭回
❌ 誤り。横側頭回(ヘシュル回)は聴覚野である。正しくは一次聴覚野であり、視覚の中枢(一次視覚野)は後頭葉の鳥距溝周囲にある。
❌ 誤り。横側頭回(ヘシュル回)は聴覚野である。正しくは一次聴覚野であり、視覚の中枢(一次視覚野)は後頭葉の鳥距溝周囲にある。
【試験対策ポイント】
感覚ごとの中継核を区別する。
| 感覚 | 視床の中継核 |
|---|---|
| 視覚 | 外側膝状体 |
| 聴覚 | 内側膝状体 |
| 体性感覚 | 後外側腹側核(内側毛帯を経由) |
要点は視覚=外側膝状体・聴覚=内側膝状体という対応である。外側と内側を取り違えやすいので、視覚は「外」と結びつけて覚える。視覚伝導路は網膜→視神経→視交叉→視索→外側膝状体→視放線→後頭葉という流れで、内側毛帯・錐体交叉・横側頭回は別系統、内包は視放線が一部を通るだけの白質と区別する。
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