STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第20回 言語聴覚士国家試験 第122問

神経系第20回

第20回 言語聴覚士国家試験 第122問(神経系)の正答は 3 です。視覚伝導路は、網膜→視神経→視交叉→視索→外側膝状体→視放線→後頭葉(視覚野)と伝わる。

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問題
視覚伝導路に含まれるのはどこか。
  1. 1.内 包
  2. 2.内側毛帯
  3. 3.外側膝状体
  4. 4.錐体交叉
  5. 5.横側頭回

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — 外側膝状体

視覚伝導路は、網膜→視神経→視交叉→視索→外側膝状体→視放線→後頭葉(視覚野)と伝わる。外側膝状体は視床にある視覚情報の中継核で、視索からの線維を受けて視放線へ送り出す。この経路に含まれるのは外側膝状体であり、選択肢3が正答である。


【各選択肢の解説】

1. 内包
❌ 含まれない。内包は運動・感覚の伝導路が通る白質で、視放線の一部が後脚を通るが、選択肢としての「内包」は視覚伝導路の中継核ではない。
2. 内側毛帯
❌ 含まれない。内側毛帯は体性感覚(触・深部感覚)の伝導路である。視覚の経路ではない。
3. 外側膝状体
✅ 含まれる(=正答)。外側膝状体は視床にある視覚の中継核で、視索からの線維を受けて視放線へ送る。視覚伝導路の重要な中継点である。
4. 錐体交叉
❌ 含まれない。錐体交叉は運動(錐体路)が左右交叉する延髄の部位である。視覚伝導路とは無関係である。
5. 横側頭回
❌ 含まれない。横側頭回(ヘシュル回)は聴覚野である。視覚ではなく聴覚の中枢である。

【試験対策ポイント】

感覚ごとの中継核を区別する。

感覚視床の中継核
視覚外側膝状体
聴覚内側膝状体
体性感覚後外側腹側核(内側毛帯を経由)

要点は視覚=外側膝状体・聴覚=内側膝状体という対応である。外側と内側を取り違えやすいので、視覚は「外」と結びつけて覚える。視覚伝導路は網膜→視神経→視交叉→視索→外側膝状体→視放線→後頭葉という流れで、内包・内側毛帯・錐体交叉・横側頭回は別系統と区別する。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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