STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第20回 言語聴覚士国家試験 第123問

神経系第20回

第20回 言語聴覚士国家試験 第123問(神経系)の正答は 5 です。脳脊髄液の多くは、側脳室にある脈絡叢で産生される。

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問題
脳脊髄液の多くがつくられるのはどこか。
  1. 1.中心管
  2. 2.第三脳室
  3. 3.くも膜顆粒
  4. 4.中脳水道
  5. 5.側脳室

正答:5番

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解説
■ 正答:5番 — 側脳室

脳脊髄液の多くは、側脳室にある脈絡叢で産生される。産生された髄液は脳室系(側脳室→室間孔→第三脳室→中脳水道→第四脳室)を流れ、くも膜下腔へ出て脳・脊髄を保護し、最終的にくも膜顆粒から静脈へ吸収される。産生の主な場は側脳室であり、選択肢5が正答である。


【各選択肢の解説】

1. 中心管
❌ 誤り。中心管は脊髄の中心を走る細い管で、髄液が通る経路ではあるが産生の主な場ではない。
2. 第三脳室
❌ 誤り。第三脳室にも脈絡叢はあるが、産生の中心ではない。髄液が通過する脳室の一つである。
3. くも膜顆粒
❌ 誤り。くも膜顆粒は髄液を静脈へ吸収する部位である。産生ではなく吸収を担う。
4. 中脳水道
❌ 誤り。中脳水道は第三脳室と第四脳室をつなぐ細い髄液の通路で、閉塞すると水頭症の原因となる。産生の場ではない。
5. 側脳室
✅ 正しい(=正答)。脳脊髄液の多くは側脳室の脈絡叢で産生される。脈絡叢は第三・第四脳室にもあるが、産生の主たる場は側脳室である。

【試験対策ポイント】

髄液の産生・循環・吸収を押さえる。

過程部位
産生側脳室(脈絡叢)が中心
循環脳室系→中脳水道→くも膜下腔
吸収くも膜顆粒

要点は髄液は側脳室の脈絡叢で多くが産生され、くも膜顆粒で吸収されることである。産生(側脳室)と吸収(くも膜顆粒)を取り違えないようにする。産生と吸収・流れのいずれかが障害されて髄液がたまると水頭症となり、脳室拡大や頭蓋内圧亢進を生じる点も合わせて押さえる。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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