第20回 言語聴覚士国家試験 第151問
言語聴覚障害総論第20回
第20回 言語聴覚士国家試験 第151問(言語聴覚障害総論)の正答は 2 です。AAC(拡大・代替コミュニケーション)は、話しことばによるコミュニケーションが困難な人を支援する手段の総称である。
問題
コミュニケーション障害に対するAACにおいて「拡大」に該当するのはどれか。
- 1.VOCA
- 2.補聴器 ✓
- 3.点字プリンター
- 4.電気式人工喉頭
- 5.スクリーンリーダー(音声読み上げソフト)
正答:2番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリで
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 48.3%難問
58人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:2番 — 補聴器は残存機能を増強する「拡大」にあたる
AAC(拡大・代替コミュニケーション)は、話しことばによるコミュニケーションが困難な人を支援する手段の総称である。「拡大(augmentative)」は本人に残っている機能を補い増強する手立て、「代替(alternative)」は失われた機能を別の手段で置き換える手立てを指す。補聴器は残存聴力を増幅して聞こえを補うものであり、残存機能の増強=「拡大」に該当する。
【各選択肢の解説】
1. VOCA
❌ 誤り。VOCA(音声出力会話補助装置)は失われた発話を機器の音声で置き換える「代替」手段である。
❌ 誤り。VOCA(音声出力会話補助装置)は失われた発話を機器の音声で置き換える「代替」手段である。
2. 補聴器
✅ 正しい(=正答)。補聴器は残存聴力を増幅して聞こえを補強する機器で、残存機能を増強する「拡大」にあたる。
✅ 正しい(=正答)。補聴器は残存聴力を増幅して聞こえを補強する機器で、残存機能を増強する「拡大」にあたる。
3. 点字プリンター
❌ 誤り。点字プリンターは視覚情報を触覚に置き換えて伝える「代替」手段である。
❌ 誤り。点字プリンターは視覚情報を触覚に置き換えて伝える「代替」手段である。
4. 電気式人工喉頭
❌ 誤り。電気式人工喉頭は失われた喉頭音源を機器で置き換える「代替」手段である。
❌ 誤り。電気式人工喉頭は失われた喉頭音源を機器で置き換える「代替」手段である。
5. スクリーンリーダー(音声読み上げソフト)
❌ 誤り。画面情報を音声に変換して伝える「代替」手段である。
❌ 誤り。画面情報を音声に変換して伝える「代替」手段である。
【試験対策ポイント】
AACは「拡大=残存機能の増強」「代替=機能の置換」で区別する。補聴器・メガネのように残った力を補強するものが拡大、人工喉頭・VOCA・点字のように別経路に置き換えるものが代替である。
| 区分 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| 拡大 | 残存機能を補い増強 | 補聴器 |
| 代替 | 失われた機能を別手段で置換 | VOCA・電気式人工喉頭・点字・スクリーンリーダー |
📗 この範囲の次の一歩
この問題の初回正答率は48.3%——受験者の52%が落としています。この範囲(言語聴覚障害総論)は買い切りのST国試ノート(¥850)の棚には入っていません。まずは同じ科目だけを続けて解いて、どこが抜けているかを出すのが早道です。
▶ 「言語聴覚障害総論」だけを無料アプリで演習する失語症・嚥下・聴覚・高次脳など22科目は買い切りのST国試ノート(¥850)にあります。収録科目を見る →
基礎医学・総論を含む全科目のノートは、伴走型のST既卒プレミアムに収録しています(9月7日スタート・以降も随時受付)。
スポンサーリンク(広告)
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連
スポンサーリンク(広告)