第27回 言語聴覚士国家試験 第152問
言語聴覚障害総論第27回
地域包括ケアシステムの構成要素を支える方法でないのはどれか。
- 1.介助 ✓
- 2.共助
- 3.公 助
- 4.互助
- 5.自 助
正答:1番
解説
■ 正答:1番 — 介助
地域包括ケアシステムの構成要素は「自助・互助・共助・公助」の4つです。「介助」は介護サービスの内容を指す言葉であり、システムを支える方法ではありません。地域包括ケアシステムの枠組み自体には含まれない概念です。
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【各選択肢の解説】
1. 介助
❌ 誤り。介助は「身体介助」など介護サービスの具体的な方法を指す言葉であり、地域包括ケアシステムの構成要素ではありません。システムを支える基本的な考え方ではなく、その下位概念です。
2. 共助
✅ 正しい。医療保険・介護保険など社会保障制度による支援を指します。共助は地域包括ケアシステムの重要な構成要素です。
3. 公助
✅ 正しい。生活保護などの公的支援を指します。最後のセーフティネットとして地域包括ケアシステムを支えます。
4. 互助
✅ 正しい。地域住民やボランティアによる相互扶助を指します。共助や公助ではカバーできない部分を補う重要な要素です。
5. 自助
✅ 正しい。本人や家族による自力での対応を指します。地域包括ケアシステムの基盤となる最も重要な要素です。
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【試験対策ポイント】
地域包括ケアシステムの構成要素(4要素)
| 要素 | 内容 | 具体例 |
|---|---|---|
| 自助 | 本人・家族の対応 | セルフケア、家族介護 |
| 互助 | 地域による相互扶助 | ボランティア、町内会、NPO |
| 共助 | 社会保障制度による支援 | 介護保険、医療保険 |
| 公助 | 公的扶助による最後の支援 | 生活保護、生活福祉資金 |
頻出の紛らわしい言葉との区別
- 介助:介護サービスの「方法」(システムの構成要素ではない)
- 介護:介護サービス全般(システムの一部を構成)
重要な押さえ方
- システムを支える順序:自助→互助→共助→公助(公助は最後の砦)
- 「4つの柱」として固定化して覚える
- 選択肢に「介助」「介護」が混じる場合は注意(構成要素ではないと判定)