第20回 言語聴覚士国家試験 第48問
社会福祉第20回
社会保障制度を構成するものとして誤っているのはどれか。
- 1.相互扶助 ✓
- 2.公的扶助
- 3.社会保険
- 4.公衆衛生および医療
- 5.社会福祉
正答:1番
解説
■ 正答:1番 — 相互扶助
社会保障制度は国連社会開発委員会(1952年)によって4つの柱で定義されており、相互扶助(相互親睦助成)は社会保障制度の「構成要素」ではなく、社会保障制度とは別個の仕組みです。社会保障は公的責任に基づく制度であり、私的な相互扶助とは区別されます。
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【各選択肢の解説】
1. 相互扶助
❌ 誤り。相互扶助は社会保障制度の4つの柱に含まれません。社会保障は公的制度であり、相互扶助は個人や団体による私的な助け合いであるため、制度的性質が異なります。
2. 公的扶助
✅ 正しい。生活保護制度などが該当し、社会保障の4つの柱の一つです。税を財源とし、国が責任を持つ制度です。
3. 社会保険
✅ 正しい。健康保険・厚生年金保険・労災保険・雇用保険など、保険料を財源とした制度で、社会保障の4つの柱の一つです。
4. 公衆衛生および医療
✅ 正しい。予防医療・感染症対策・医療提供体制など、国民の健康維持を目的とした公的な仕組みで、社会保障の4つの柱の一つです。
5. 社会福祉
✅ 正しい。児童福祉・高齢者福祉・障害者福祉・労働者福祉など、生活上の課題に対応する制度で、社会保障の4つの柱の一つです。
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【試験対策ポイント】
社会保障制度の4つの柱(国連社会開発委員会1952年定義)
| 柱 | 内容 | 財源 |
|---|---|---|
| 公的扶助 | 生活保護など | 税 |
| 社会保険 | 健保・年金・労災・雇用保険 | 保険料 |
| 公衆衛生および医療 | 予防・医療提供体制 | 税+保険料 |
| 社会福祉 | 児童・高齢者・障害者福祉 | 税 |
紛らわしい知識
• 相互扶助:社会保障の「外側」=私的な助け合い(町内会・NPO・共済など)
• 社会保障と社会福祉の違い:社会保障(大傘)⊃社会福祉(一部)
• 「国家責任」と「公的性質」が社会保障の定義のキー
出題パターン
• 「社会保障に含まれないものは」→「相互扶助」が頻出
• 4つの柱の具体例を問う問題も多い