第21回 言語聴覚士国家試験 第103問
神経系第21回
第21回 言語聴覚士国家試験 第103問(神経系)の正答は 5 です。舌の偏位から障害神経を同定する問題である。
問題
舌をだすと左に偏位するとき、障害されているのはどれか。
- 1.右舌下神経
- 2.右舌咽神経
- 3.右顔面神経
- 4.左舌咽神経
- 5.左舌下神経 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 64.8%標準
125人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 舌は麻痺側へ偏位する=左偏位なら左舌下神経麻痺
舌の偏位から障害神経を同定する問題である。舌下神経麻痺では、突き出した舌は健側の筋に押されて患側(麻痺側)へ偏位する。左へ偏位するなら左の舌下神経が障害されている。よって選択肢5が正答となる。
【各選択肢の解説】
1. 右舌下神経
❌ 誤り。障害されると舌は右へ偏位する。正しくは左偏位なら障害側は左である。
❌ 誤り。障害されると舌は右へ偏位する。正しくは左偏位なら障害側は左である。
2. 右舌咽神経
❌ 誤り。舌の運動でなく舌後1/3の知覚・味覚と咽頭に関与する。正しくは舌の運動は舌下神経が支配し、舌咽神経の障害で舌は偏位しない。
❌ 誤り。舌の運動でなく舌後1/3の知覚・味覚と咽頭に関与する。正しくは舌の運動は舌下神経が支配し、舌咽神経の障害で舌は偏位しない。
3. 右顔面神経
❌ 誤り。表情筋を支配し舌偏位とは関係しない。正しくは顔面神経は表情筋と舌前2/3の味覚を担う。
❌ 誤り。表情筋を支配し舌偏位とは関係しない。正しくは顔面神経は表情筋と舌前2/3の味覚を担う。
4. 左舌咽神経
❌ 誤り。舌の運動麻痺は起こさない。正しくは舌の偏位を起こすのは舌下神経の障害である。
❌ 誤り。舌の運動麻痺は起こさない。正しくは舌の偏位を起こすのは舌下神経の障害である。
5. 左舌下神経
✅ 正しい(=正答)。舌は患側(左)へ偏位する。
✅ 正しい(=正答)。舌は患側(左)へ偏位する。
【試験対策ポイント】
舌下神経は舌筋の運動を支配。一側麻痺では突出時に舌尖が患側へ偏位する(健側オトガイ舌筋に押される)。舌咽神経は後1/3の味覚・知覚と咽頭、顔面神経は表情筋・前2/3味覚で区別する。
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