第21回 言語聴覚士国家試験 第42問
聴覚心理学第21回
第21回 言語聴覚士国家試験 第42問(聴覚心理学)の正答は 2 です。聴覚フィルタ(臨界帯域)に関する誤りを選ぶ問題である。
問題
純音を雑音でマスクするときに関与する聴覚フィルタについて誤っているのはどれか。
- 1.蝸牛の基底板の周波数選択性が反映される。
- 2.関与する聴覚フィルタ以外を通過する雑音のパワーも影響する。 ✓
- 3.関与する聴覚フィルタの信号対雑音比が0dB以下でも純音は検出できる。
- 4.狭帯域雑音では中心周波数と純音周波数との関係でマスキング効果が変わる。
- 5.白色雑音のときの雑音パワーの上昇は検出閾値の上昇を起こす。
正答:2番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリで
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 28.9%難問
76人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:2番 — 臨界帯域外を通過する雑音はマスキングに寄与しない
聴覚フィルタ(臨界帯域)に関する誤りを選ぶ問題である。フレッチャーの臨界帯域説では、純音のマスキングに有効に寄与するのはその純音周波数を含む聴覚フィルタ内の雑音パワーのみで、フィルタ外を通過する雑音は影響しない。よって選択肢2が誤りで正答となる。
【各選択肢の解説】
1. 蝸牛の基底板の周波数選択性が反映される …✅正しい。聴覚フィルタの基盤。
2. 関与する聴覚フィルタ以外を通過する雑音のパワーも影響する …✅誤り(=正答)。フィルタ外の雑音は寄与しない。
3. 信号対雑音比が0dB以下でも純音は検出できる …✅正しい。臨界比は0dB以下でも検出可。
4. 狭帯域雑音では中心周波数と純音周波数の関係でマスキング効果が変わる …✅正しい。
5. 白色雑音のとき雑音パワーの上昇は検出閾値の上昇を起こす …✅正しい。
【試験対策ポイント】
臨界帯域=マスキングに有効に働く周波数帯。帯域外の雑音は寄与しない(フレッチャー)。臨界比から臨界帯域幅が推定できる。
📘 STカコモンの有料教材
この問題の初回正答率は28.9%——受験者の71%が落としている難問です。こういう範囲は1問ずつ解説を読んでも埋まりません。ST国試ノートなら「なぜそうなるか」を頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。
▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク(広告)
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連
スポンサーリンク(広告)