第21回 言語聴覚士国家試験 第77問
第21回 言語聴覚士国家試験 第77問(器質性構音障害)の正答は 3 です。異常構音の特徴から該当するものを選ぶ問題である。
- 1.声門破裂音
- 2.側音化構音
- 3.口蓋化構音 ✓
- 4.鼻咽腔構音
- 5.咽頭破裂音
正答:3番
初回正答率 76.6%やさしい
124人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
異常構音の特徴から該当するものを選ぶ問題である。口蓋化構音は、本来歯茎で作るべき音の構音位置が後方(口蓋)へずれ、呼気は口腔正中から流出する。よって選択肢3が正答となる。
【各選択肢の解説】
1.声門破裂音
❌ 誤り。声門で閉鎖・破裂を作り、口腔内の構音点を欠く。正しくは、歯茎音の構音点が後方化し正中から呼気が流出するのは口蓋化構音である。
2.側音化構音
❌ 誤り。呼気が正中でなく側方(臼歯部)から流出する。正しくは、正中から流出するのは口蓋化構音である。
3.口蓋化構音
✅ 正しい(=正答)。舌尖でなく舌背と硬口蓋で構音され、構音点が後方化し呼気は正中から流出する。
4.鼻咽腔構音
❌ 誤り。舌が口蓋に接して口腔の通路を閉鎖し、鼻咽腔で構音され呼気が鼻腔へ流出する。正しくは、正中から口腔へ流出するのは口蓋化構音である。
5.咽頭破裂音
❌ 誤り。舌根と咽頭後壁で閉鎖・破裂を作る異常構音である。正しくは、歯茎音の構音点が硬口蓋へ後方化するのは口蓋化構音である。
→ 後方化+正中流出の特徴をもつのは選択肢3である。
【試験対策ポイント】
側音化構音=呼気が側方流出(歪み)、口蓋化構音=構音点が口蓋へ後退(正中流出)。声門破裂音・咽頭破裂音・鼻咽腔構音は口蓋裂等でみられる代償構音として整理する。
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