STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第22回 言語聴覚士国家試験 第140問

音響学第22回

第22回 言語聴覚士国家試験 第140問(音響学)の正答は 1 です。成人男性の4モーラ無意味語の広帯域サウンドスペクトログラムに対応する語を選ぶ。

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問題
成人男性共通語(東京方言)話者が、4モーラからなる無意味語を発した際の広帯域サウンドスペクトグラムを示す。対応するのはどれか。【別図あり】
  1. 1.タミスレ ✓
  2. 2.コニツエ
  3. 3.サリクメ
  4. 4.トミルネ
  5. 5.ダミシテ
第22回第140問 図

正答:1番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 53.8%標準

78人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 3モーラ目に[s]の高域摩擦雑音があり、タミスレ。

成人男性の4モーラ無意味語の広帯域サウンドスペクトログラムに対応する語を選ぶ。


【各選択肢の解説】

1. タミスレ
✅ 正しい(=正答)。第1拍タ(破裂後の母音)、第2拍ミ(鼻音性)に続き、第3拍に高域へ広がる強い摩擦雑音(無声摩擦音[s]=ス)、第4拍レ、という並びがスペクトログラムと一致する。
2. コニツエ
❌ 誤り。第3拍が破擦音「ツ」で、持続する摩擦区間の様子と合わない。正しくは図の第3拍は高域の摩擦雑音が続く[s]の形で、タミスレの「ス」に当たる。
3. サリクメ
❌ 誤り。摩擦音[s]が第1拍にあるはずで、第3拍に雑音が来る図と合わない。正しくは図の第1拍に摩擦雑音はなく、強い雑音は第3拍にある。
4. トミルネ
❌ 誤り。明瞭な無声摩擦音の雑音区間がなく、図と合わない。正しくは図の第3拍には高域の強い摩擦雑音があり、有声のはじき音「ル」とは合わない。
5. ダミシテ
❌ 誤り。第3拍がシ[ɕ]だが、雑音帯域の様子が[s]主体の図とは合いにくい。正しくは高域に集中する強い雑音は[s]の特徴で、[ɕ]の雑音はそれより低い帯域から始まる。

【試験対策ポイント】

スペクトログラムの読みは「高域に広がる雑音=無声摩擦音」「縦縞(声帯振動)=有声」「明瞭なフォルマント=母音」。摩擦雑音が何拍目に来るかで子音の位置を特定し、語を絞り込む。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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