STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第22回 言語聴覚士国家試験 第144問

言語学第22回

第22回 言語聴覚士国家試験 第144問(言語学)の正答は 2 です。母から電話が来て共通語から方言に切り替わった現象の、社会言語学的説明でないものを2つ選ぶ。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
同室にいた友人に故郷の母親から電話が掛かってきたら突然共通語から方言に切り替わった。この現象の社会言語学的な説明でないのはどれか。 a.異 化 b.コード切り替え c.変 異 d.選 択 e.変 化 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e

正答:2番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:2番 — 「異化」「変化」はコード切り替えの説明にあたらない。

母から電話が来て共通語から方言に切り替わった現象の、社会言語学的説明でないものを2つ選ぶ。


【各選択肢の解説】

a.✅該当しない(=正答)異化:相手と差異を強調する概念で、相手に合わせて方言へ移る本現象の説明には当たらない。
b.❌ コード切り替え:場面・相手に応じて言語変種を切り替える現象そのもの。説明にあたる。
c.❌ 変異:言語の場面的なバリエーションを指し、本現象に関わる概念。
d.❌ 選択:場面に応じてどの変種を使うかを選ぶことで、本現象に関わる。
e.✅該当しない(=正答)変化:時間経過に伴う言語の通時的な変化を指し、その場の切り替えである本現象の説明には当たらない。

→ 説明でない a,e の組合せである2番が正答となる。


【試験対策ポイント】

相手・場面で言語変種を使い分けるのが「コード切り替え(スイッチング)」で、変異・選択もこれに関わる概念。一方「異化(差異の強調)」「変化(通時的変遷)」は別概念で、その場の切り替えの説明にはならない。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第22回 全問一覧

▶ 言語学 の過去問一覧

スポンサーリンク