STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第22回 言語聴覚士国家試験 第145問

言語発達学第22回

第22回 言語聴覚士国家試験 第145問(言語発達学)の正答は 3 です。言語発達期の過大汎用(overextension)について正しいものを選ぶ。

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問題
言語発達期の過大汎用(overextension)について正しいのはどれか。
  1. 1.語彙の加速度的増加の結果である。
  2. 2.事物のカテゴリーにラベルがつく。
  3. 3.大人の適用範囲より広く語を使用する。
  4. 4.類推によって語形変化規則を広く汎用する。
  5. 5.同じ対象に「りんご」「くだもの」の二つのラベルがつく。

正答:3番

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解説
■ 正答:3番 — 過大汎用は大人より広い範囲に語を使うこと。

言語発達期の過大汎用(overextension)について正しいものを選ぶ。


【各選択肢の解説】

1.❌ 語彙の加速度的増加の結果である:語彙爆発の説明で、過大汎用とは別。
2.❌ 事物のカテゴリーにラベルがつく:通常の語彙獲得の説明で、過大汎用ではない。
3.✅正しい(=正答)大人の適用範囲より広く語を使用する:たとえば四足動物すべてを「ワンワン」と呼ぶように、本来より広い対象に語を当てる。これが過大汎用である。
4.❌ 類推によって語形変化規則を広く汎用する:これは過剰一般化(規則の過剰適用)の説明で、語の意味の過大汎用とは別。
5.❌ 同じ対象に二つのラベルがつく:階層的な語彙の話で、過大汎用ではない。


【試験対策ポイント】

過大汎用は「語を本来より広い対象に使う(犬以外もワンワン)」、過小汎用は逆に狭く使う現象。文法規則を広げすぎる「過剰一般化(いきた→いきました等の誤り)」とは別概念なので混同しない。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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