第22回 言語聴覚士国家試験 第145問
言語発達学第22回
第22回 言語聴覚士国家試験 第145問(言語発達学)の正答は 3 です。言語発達期の過大汎用(overextension)について正しいものを選ぶ。
問題
言語発達期の過大汎用(overextension)について正しいのはどれか。
- 1.語彙の加速度的増加の結果である。
- 2.事物のカテゴリーにラベルがつく。
- 3.大人の適用範囲より広く語を使用する。 ✓
- 4.類推によって語形変化規則を広く汎用する。
- 5.同じ対象に「りんご」「くだもの」の二つのラベルがつく。
正答:3番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 80.4%やさしい
56人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 過大汎用は大人より広い範囲に語を使うこと。
言語発達期の過大汎用(overextension)について正しいものを選ぶ。
【各選択肢の解説】
1.❌ 語彙の加速度的増加の結果である:語彙爆発の説明で、過大汎用とは別。
2.❌ 事物のカテゴリーにラベルがつく:通常の語彙獲得の説明で、過大汎用ではない。
3.✅正しい(=正答)大人の適用範囲より広く語を使用する:たとえば四足動物すべてを「ワンワン」と呼ぶように、本来より広い対象に語を当てる。これが過大汎用である。
4.❌ 類推によって語形変化規則を広く汎用する:これは過剰一般化(規則の過剰適用)の説明で、語の意味の過大汎用とは別。
5.❌ 同じ対象に二つのラベルがつく:階層的な語彙の話で、過大汎用ではない。
【試験対策ポイント】
過大汎用は「語を本来より広い対象に使う(犬以外もワンワン)」、過小汎用は逆に狭く使う現象。文法規則を広げすぎる「過剰一般化(いきた→いきました等の誤り)」とは別概念なので混同しない。
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