STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第22回 言語聴覚士国家試験 第42問

聴覚心理学第22回

第22回 言語聴覚士国家試験 第42問(聴覚心理学)の正答は 3 です。等ラウドネス曲線の図を読み取る問題。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
等ラウドネス曲線を示す。図と一致しないのはどれか。
  1. 1.周波数が低くなるほどラウドネスは小さくなる傾向がある。
  2. 2.音圧レベルを一定にしてもラウドネスは周波数に依存して異なる。
  3. 3.ラウドネスの周波数依存性は呈示レベルが大きいほど顕著になる。
  4. 4.矢印で示した曲線は70phonのラウドネスレベルを持つ純音を表す。
  5. 5.63Hzの純音を音圧レベル60dBで呈示した場合のラウドネスレベルは20phonである。
第22回第42問 図

正答:3番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:3番 — レベルが大きいほど曲線は平坦になり、周波数依存性はむしろ小さくなる。

等ラウドネス曲線の図を読み取る問題。図と一致しない記述を選ぶ。


【各選択肢の解説】

1.❌ 周波数が低くなるほどラウドネスは小さくなる傾向がある:低周波側で曲線が上昇する(同じ大きさに聞こえるのに高い音圧が必要)ことと一致する。
2.❌ 音圧レベルを一定にしてもラウドネスは周波数に依存して異なる:曲線が水平でないことと一致する。
3.✅一致しない(=正答)ラウドネスの周波数依存性は呈示レベルが大きいほど顕著になる:図では高 phon の曲線ほど平坦で、レベルが大きいほど周波数依存性はむしろ小さくなる。図と逆で、これが一致しない。
4.❌ 矢印で示した曲線は70phonのラウドネスレベルを表す:矢印は70phonの曲線を指しており、一致する。
5.❌ 63Hzを60dBで呈示するとラウドネスレベルは20phonである:図の63Hz・60dBの交点は20phonの曲線上にあり、一致する。


【試験対策ポイント】

等ラウドネス曲線は「音圧レベルが高いほど平坦」になる。だから大音量では周波数による聞こえの差が縮まる。低域ほど大きな音圧を要する点と合わせて押さえる。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第22回 全問一覧

▶ 聴覚心理学 の過去問一覧

スポンサーリンク