STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第23回 言語聴覚士国家試験 第124問

認知心理学第23回

第23回 言語聴覚士国家試験 第124問(認知心理学)の正答は 1 です。図は両端が高く中央が低いU字型の曲線である。

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問題
図の曲線のようになるのはどれか。(図あり)
  1. 1.系列位置効果 ✓
  2. 2.忘却曲線
  3. 3.暗順応曲線
  4. 4.網膜の錘体細胞の密度分布
  5. 5.フェヒナーの法則
第23回第124問 図

正答:1番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 57.2%標準

166人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — U字型の曲線は系列位置効果(初頭効果・新近効果)

図は両端が高く中央が低いU字型の曲線である。これは記銘した項目の位置によって再生率が変わる系列位置効果を表し、リストの初めがよく再生される初頭効果と、終わりがよく再生される新近効果により両端が高くなる。


【各選択肢の解説】

1. 系列位置効果
✅ 正しい(=正答)。初頭効果と新近効果で両端が高いU字型を示す。
2. 忘却曲線
❌ 誤り。時間経過とともに低下する右下がりの曲線。正しくは忘却曲線(エビングハウス)は学習直後に急に下がり、その後ゆるやかに下がる曲線で、両端が上がる形にはならない。
3. 暗順応曲線
❌ 誤り。時間とともに閾値が下がる曲線で形が異なる。正しくは暗順応曲線は錐体と杆体の2段階で閾値が下がっていく右下がりの曲線である。
4. 網膜の錐体細胞の密度分布
❌ 誤り。中心窩で最も高い一峰性の分布。正しくは錐体の密度は中心窩で鋭いピークをもち、周辺へ急に下がる山型の分布である。
5. フェヒナーの法則
❌ 誤り。刺激強度と感覚量の対数関係を示す曲線。正しくはフェヒナーの法則(感覚量は刺激強度の対数に比例)は単調に増加しながら傾きが小さくなる曲線である。

【試験対策ポイント】

系列位置効果=初頭効果(長期記憶への転送)+新近効果(短期記憶に残存)でリスト両端の再生率が高い。U字型の系列位置曲線が特徴。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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