STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第23回 言語聴覚士国家試験 第137問

音声学第23回

第23回 言語聴覚士国家試験 第137問(音声学)の正答は 2 です。音素対立を区別する弁別素性の組合せを問う。

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問題
日本語(共通語)の音素対立を説明する弁別素性が足りない組合せはどれか。
  1. 1./t/ と /d/ ――― [±声]
  2. 2./k/ と /d/ ――― [±破裂音][±軟口蓋音]
  3. 3./d/ と /n/ ――― [±破裂音][±鼻音]
  4. 4./t/ と /s/ ――― [±破裂音][±摩擦音]
  5. 5./t/ と /k/ ――― [±歯茎音][±軟口蓋音]

正答:2番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 64.7%標準

51人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — /k/と/d/の区別には[±声]が足りない

音素対立を区別する弁別素性の組合せを問う。/k/は無声・軟口蓋・破裂音、/d/は有声・歯茎・破裂音である。両者の区別には有声性[±声]と調音点の素性が必要だが、選択肢2は[±破裂音][±軟口蓋音]のみで、有声・無声を分ける[±声]が足りない。


【各選択肢の解説】

1. /t/ と /d/ ―[±声] — ❌ 足りている。両者は有声性のみで対立。

2. /k/ と /d/ ―[±破裂音][±軟口蓋音] — ✅ 足りない(=正答)。両者は無声・有声でも対立し[±声]が必要。

3. /d/ と /n/ ―[±破裂音][±鼻音] — ❌ 足りている。破裂音と鼻音の対立。

4. /t/ と /s/ ―[±破裂音][±摩擦音] — ❌ 足りている。調音様式の対立。

5. /t/ と /k/ ―[±歯茎音][±軟口蓋音] — ❌ 足りている。調音点の対立。

【試験対策ポイント】

弁別素性は調音点(歯茎・軟口蓋等)・調音様式(破裂・摩擦・鼻音)・有声性[±声]で対立を記述する。/k/(無声)と/d/(有声)は調音点に加え[±声]が必須。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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