STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第23回 言語聴覚士国家試験 第141問

聴覚心理学第23回

第23回 言語聴覚士国家試験 第141問(聴覚心理学)の正答は 4 です。カクテルパーティー効果は、多くの音の中から特定の話者の声に選択的に注意を向け聞き取る働きである。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
カクテルパーティー効果と関連しないのはどれか。
  1. 1.片耳だけだと雑音下での音声が聞き取りづらい。
  2. 2.気になる人の言っていることは耳に入ってくる。
  3. 3.注意力が散漫になると雑音下での音声が聞きづらい。
  4. 4.聞こえづらいと思って話し手に近づくと急にうるさく聞こえる。
  5. 5.ふたりが全く同時に同じピッチで話すとそれぞれの声が聞き分けにくい。

正答:4番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:4番 — 話し手に近づいて音が大きくなるのは選択的注意でない

カクテルパーティー効果は、多くの音の中から特定の話者の声に選択的に注意を向け聞き取る働きである。片耳条件・注意の影響・気になる人の声・同時同ピッチの聞き分けは選択的注意に関連する。一方、話し手に近づいて急にうるさく聞こえるのは距離による音圧の変化であって、選択的注意とは関連しない。


【各選択肢の解説】

1. 片耳だけだと雑音下での音声が聞き取りづらい。 — ❌ 関連する。両耳による音源分離が選択に寄与する。

2. 気になる人の言っていることは耳に入ってくる。 — ❌ 関連する。注意の選択性を示す。

3. 注意力が散漫になると雑音下での音声が聞きづらい。 — ❌ 関連する。注意の配分が聞き取りに影響。

4. 聞こえづらいと思って話し手に近づくと急にうるさく聞こえる。 — ✅ 関連しない(=正答)。距離による音圧変化で、選択的注意ではない。

5. ふたりが全く同時に同じピッチで話すとそれぞれの声が聞き分けにくい。 — ❌ 関連する。手がかりが乏しいと音源分離が困難になる。

【試験対策ポイント】

カクテルパーティー効果=多数の音から特定の声に選択的に注意を向ける。両耳聴・ピッチ差・注意などが手がかり。単なる距離による音量変化は別の現象。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第23回 全問一覧

▶ 聴覚心理学 の過去問一覧

スポンサーリンク