第23回 言語聴覚士国家試験 第41問
音響学第23回
第23回 言語聴覚士国家試験 第41問(音響学)の正答は 3 です。2モーラ語「ア+子音+母音」の時間波形を、第2モーラの子音の種類で判別する。
問題
日本語(共通語)話者が発話した音声の時間波形を示す。誤っている組合せはどれか。(図表)
a.I ――― 「アカ」
b.II ――― 「アサ」
c.III ――― 「アナ」
d.IV ――― 「アヤ」
e.V ――― 「アラ」
1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e
正答:3番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 59.6%標準
52人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — IIとIIIの対応が逆で誤り
2モーラ語「ア+子音+母音」の時間波形を、第2モーラの子音の種類で判別する。無声破裂音(カ)は中央に明瞭な無音区間、無声摩擦音(サ)は中央に持続的な摩擦性の低振幅、鼻音(ナ)は中央が有声で連続、接近音(ヤ)は滑らかに連続、弾き音(ラ)は瞬間的な短い途切れを示す。
【各選択肢の解説】
a. I ―「アカ」 — ❌ 正しい。中央に明瞭な無音区間(破裂音の閉鎖)がみられる。
b. II ―「アサ」 — ✅誤り(=正答)。IIは中央でも有声が連続する鼻音様で、「アナ」に対応する。
c. III ―「アナ」 — ✅誤り(=正答)。IIIは中央に摩擦性・低振幅の区間があり、「アサ」に対応する。
d. IV ―「アヤ」 — ❌ 正しい。接近音で振幅が滑らかに連続する。
e. V ―「アラ」 — ❌ 正しい。弾き音による瞬間的な短い途切れがみられる。
→ 誤っている組合せである b・c をまとめた3番が正答となる。
【試験対策ポイント】
波形判別は中央(第2子音)の特徴が鍵。無音区間=無声破裂音、摩擦性雑音=無声摩擦音、有声連続=鼻音・接近音、短い途切れ=弾き音、と対応づける。
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