第24回 言語聴覚士国家試験 第135問
音声学第24回
第24回 言語聴覚士国家試験 第135問(音声学)の正答は 4 です。国際音声記号と日本語共通語の音を対応させる。
問題
国際音声記号(IPA)の中で、共通語(東京方言)に使われないのはどれか。
- 1.[dz]
- 2.[j]
- 3.[Φ]
- 4.[y] ✓
- 5.[ɯ]
正答:4番
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解説
■ 正答:4番 — 共通語に使われないのは[y]
国際音声記号と日本語共通語の音を対応させる。[y]は円唇前舌狭母音(フランス語のuなど)で、日本語共通語には用いられない。他は共通語に現れる音である。
【各選択肢の解説】
1.[dz] — ❌ ザ行(語頭の「ざ・ず・ぞ」など)の子音として用いられる。
2.[j] — ❌ ヤ行・拗音の半母音として用いられる。
3.[ɸ] — ❌ 「ふ」の両唇摩擦音として用いられる。
4.[y] — ✅ 使われない(=正答)。円唇前舌母音で日本語共通語にない。
5.[ɯ] — ❌ 「う」の非円唇後舌母音として用いられる。
【試験対策ポイント】
日本語共通語の母音は/a i ɯ e o/で、「う」は円唇の弱い[ɯ]。円唇前舌の[y]や[ø]は日本語にない。子音では「ふ」=[ɸ]、「ひ」=[ç]、ザ行=[dz]/[z]など。日本語に存在しないIPA記号を選ぶ問題は、母音図と日本語の音素を対応づけて解く。
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