STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第24回 言語聴覚士国家試験 第142問

言語学第24回

第24回 言語聴覚士国家試験 第142問(言語学)の正答は 2 です。直示(ダイクシス)は、話し手・聞き手・発話の時・場所などの発話状況に依存して指示対象が決まる表現である。

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問題
直示表現を含まないのはどれか。
  1. 1.君、あの発言はまずかったね。
  2. 2.青春、それははかなく短い。
  3. 3.創立50周年は来年だ。
  4. 4.牛があそこにいる。
  5. 5.昨日台風が来た。

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — 直示表現を含まないのは「青春、それははかなく短い」

直示(ダイクシス)は、話し手・聞き手・発話の時・場所などの発話状況に依存して指示対象が決まる表現である。選択肢2の「それ」は同一文中の「青春」を指す照応であり、発話状況に依存する直示表現ではない。他には人称・指示・時の直示が含まれる。


【各選択肢の解説】

1.君、あの発言はまずかったね。 — ❌ 「君」「あの」が直示(人称・指示)を含む。
2.青春、それははかなく短い。 — ✅正しい(=正答)。「それ」は文中の「青春」を指す照応で直示でない。
3.創立50周年は来年だ。 — ❌ 「来年」が時の直示を含む。
4.牛があそこにいる。 — ❌ 「あそこ」が場所の直示を含む。
5.昨日台風が来た。 — ❌ 「昨日」が時の直示を含む。


【試験対策ポイント】

直示(ダイクシス):人称(私・君)・場所(ここ・あそこ)・時(今・昨日・来年)など、発話の場に基づいて指示対象が決まる表現。文脈中の語を指す照応(先行詞をもつ「それ」など)とは区別する。同じ「それ」でも、現場指示なら直示、文脈指示なら照応となる。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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