第24回 言語聴覚士国家試験 第147問
社会福祉第24回
介護保険制度について誤っているのはどれか。
- 1.介護保険の財源は第1号保険者及び第2号保険者の保険料である。 ✓
- 2.介護支援専門員の受験資格には言語聴覚士実務経験がある。
- 3.被保険者は65歳以上の外国人登録をしている人を含む。
- 4.言語聴覚士は介護予防訪問リハビリテーションを行うことができる。
- 5.要介護認定のプロセスでは主治医の意見書の提出が必要である。
正答:1番
解説
■ 正答:1番 — 介護保険の財源は第1号保険者及び第2号保険者の保険料である。
介護保険の財源は「保険料と公費(税金)の組み合わせ」です。保険料のみではなく、国庫負担金・都道府県負担金・市町村負担金が含まれます。全体の約50%が税金、約50%が保険料という構成になっています。この選択肢は「財源が保険料のみ」と誤って述べているため誤りです。
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【各選択肢の解説】
1. 介護保険の財源は第1号保険者及び第2号保険者の保険料である。
❌ 誤り。介護保険の財源構成は「保険料50%+公費50%」です。公費は国庫負担金(25%)、都道府県負担金(12.5%)、市町村負担金(12.5%)で構成されており、保険料のみでは成り立ちません。
2. 介護支援専門員の受験資格には言語聴覚士実務経験がある。
✅ 正しい。言語聴覚士として1年以上の実務経験があれば、介護支援専門員(ケアマネジャー)試験の受験資格を得られます。医療職や福祉職の経験が認められた資格の一つです。
3. 被保険者は65歳以上の外国人登録をしている人を含む。
✅ 正しい。介護保険の第1号被保険者は「65歳以上の人」で、外国人であっても外国人登録をしていれば被保険者となります。ただし保険料は日本国内に住所を持つ人が対象です。
4. 言語聴覚士は介護予防訪問リハビリテーションを行うことができる。
✅ 正しい。言語聴覚士は「訪問リハビリテーション」「介護予防訪問リハビリテーション」の両方を実施できる職種です(理学療法士・作業療法士と同等の位置づけ)。医師の指示下で行われます。
5. 要介護認定のプロセスでは主治医の意見書の提出が必要である。
✅ 正しい。要介護認定申請時に、被保険者の主治医(医師)から「主治医意見書」の提出が必須要件です。介護認定審査会での判定に重要な情報となります。
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【試験対策ポイント】
介護保険の財源構成
| 財源源泉 | 割合 | 詳細 |
|---|---|---|
| 保険料 | 約50% | 第1号保険者(65歳以上)+第2号保険者(40〜64歳) |
| 国庫負担 | 25% | 一般会計から |
| 都道府県 | 12.5% | 都道府県が負担 |
| 市町村 | 12.5% | 市町村が負担 |
言語聴覚士が行える介護保険サービス
・訪問リハビリテーション
・介護予防訪問リハビリテーション
・通所リハビリテーション
・通所リハビリテーション(介護予防)
(理学療法士・作業療法士と同等の職域)
介護支援専門員(ケアマネジャー)受験資格
言語聴覚士・理学療法士・作業療法士等の医療職で「1年以上の実務経験」があれば受験可能