第24回 言語聴覚士国家試験 第171問
第24回 言語聴覚士国家試験 第171問(言語発達障害学)の正答は 3 です。この児は、就学前に会話は獲得しているが、仮名一文字を単独に示されると読めず、文字と音の対応(デコーディング)に困難を示す。
- 1.音韻抽出課題
- 2.日常会話での質問・応答課題
- 3.助詞の穴埋め課題 ✓
- 4.絵と文字単語の線結び課題
- 5.五十音での文字さがし課題
正答:3番
初回正答率 58.7%標準
46人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
この児は、就学前に会話は獲得しているが、仮名一文字を単独に示されると読めず、文字と音の対応(デコーディング)に困難を示す。読みの基盤となる音韻処理・文字-音対応の課題が優先される。会話で運用できている文法面(助詞の穴埋め)は、現時点では優先順位が低い。
【各選択肢の解説】
1.音韻抽出課題 — ❌ 音韻意識は読みの基盤で優先度が高い。
2.日常会話での質問・応答課題 — ❌ 言語運用を支える基礎的課題で優先される。
3.助詞の穴埋め課題 — ✅正しい(=正答)。文法面は会話で運用でき優先度が低い。
4.絵と文字単語の線結び課題 — ❌ 文字-意味の対応づけで読みに直結し優先される。
5.五十音での文字さがし課題 — ❌ 文字認知・走査で読みの基礎として優先される。
【試験対策ポイント】
読みの困難(デコーディング障害)では、音韻意識(音の抽出・操作)と文字-音対応の指導が中核。会話で文法が運用できている場合、助詞などの統語課題は相対的に優先度が低い。主訴(ここでは読字)と保たれている力(会話・文法)を見極めて優先順位を決める。
この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。
▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →