第24回 言語聴覚士国家試験 第200問
補聴器・人工内耳第24回
第24回 言語聴覚士国家試験 第200問(補聴器・人工内耳)の正答は 4 です。人工内耳のCレベル(最大快適レベル、最も大きい音に対応する電気刺激量)を上げると、その分だけ与えられる電流量が増え、聞こえる音の大きさ(ラウドネス)が大きくなる。
問題
人工内耳の設定でCレベル(MCL)を上げた場合に予測されるのはどれか。
- 1.顔面神経刺激症状が消える。
- 2.音の大小がわかりにくくなる。
- 3.プロソディの聴取が悪化する。
- 4.ラウドネスが大きくなる。 ✓
- 5.バッテリーの持続時間が長くなる。
正答:4番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 62.4%標準
117人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — Cレベル(MCL)を上げるとラウドネスが大きくなる
人工内耳のCレベル(最大快適レベル、最も大きい音に対応する電気刺激量)を上げると、その分だけ与えられる電流量が増え、聞こえる音の大きさ(ラウドネス)が大きくなる。
【各選択肢の解説】
1. 顔面神経刺激症状が消える。
❌ 誤り。電流量が増えると顔面神経刺激はむしろ誘発されやすくなる。正しくはCレベルを上げると顔面神経刺激は起こりやすくなり、刺激が出たときはその電極のCレベルを下げるか電極を停止する。
❌ 誤り。電流量が増えると顔面神経刺激はむしろ誘発されやすくなる。正しくはCレベルを上げると顔面神経刺激は起こりやすくなり、刺激が出たときはその電極のCレベルを下げるか電極を停止する。
2. 音の大小がわかりにくくなる。
❌ 誤り。ダイナミックレンジが広がり、必ずしもわかりにくくならない。正しくはCレベルを上げるとTレベルとの差(ダイナミックレンジ)が広がり、音の大小は表現しやすくなる。
❌ 誤り。ダイナミックレンジが広がり、必ずしもわかりにくくならない。正しくはCレベルを上げるとTレベルとの差(ダイナミックレンジ)が広がり、音の大小は表現しやすくなる。
3. プロソディの聴取が悪化する。
❌ 誤り。直接悪化するとはいえない。正しくはCレベルを上げて変わるのは最大側の音の大きさで、プロソディの聴取が悪化するとは予測されない。
❌ 誤り。直接悪化するとはいえない。正しくはCレベルを上げて変わるのは最大側の音の大きさで、プロソディの聴取が悪化するとは予測されない。
4. ラウドネスが大きくなる。
✅ 正しい(=正答)。刺激量増加で音が大きく聞こえる。
✅ 正しい(=正答)。刺激量増加で音が大きく聞こえる。
5. バッテリーの持続時間が長くなる。
❌ 誤り。電流量が増え消費が増えるため、むしろ短くなる。正しくは刺激電流が増えると電池の消費が増え、持続時間は短くなる。
❌ 誤り。電流量が増え消費が増えるため、むしろ短くなる。正しくは刺激電流が増えると電池の消費が増え、持続時間は短くなる。
【試験対策ポイント】
人工内耳のマッピング:Tレベル(最小可聴の刺激量)とCレベル(最大快適レベル)の間がダイナミックレンジ。Cレベルを上げると最大音のラウドネスが増す。過大にすると不快や顔面神経刺激を招き、電流増で電池消費も増える。T・Cレベルの意味を押さえる。
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