STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第24回 言語聴覚士国家試験 第41問

音響学第24回

第24回 言語聴覚士国家試験 第41問(音響学)の正答は 1 です。電気喉頭を一端に密着(閉端)させ他端を開放(開端)した音響管は、片側閉管として共鳴する。

STワンコイン模試 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。申込・受験に締切なし、いつ受けても順位と本試験換算をその都度集計。次回は第2回 基準日2026年11月21日。
問題
ある電機喉頭の振動面を断面積が一様な音響管の一端に音が漏れないように装着し、音響管のもう一端から出力される音を室温で観測した際の振幅スペクトルを図に示す。電気喉頭による音源の基本周波数(Hz)と音響管の長さ(cm)との組み合わせで近いのはどれか。 (図表あり)
  1. 1.120Hz ― 17cm
  2. 2.120Hz ― 14cm
  3. 3.150Hz ― 17cm
  4. 4.150Hz ― 14cm
  5. 5.180Hz ― 17cm
第24回第41問 図

正答:1番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 55.1%標準

49人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:1番 — 基本周波数120Hz・音響管17cm

電気喉頭を一端に密着(閉端)させ他端を開放(開端)した音響管は、片側閉管として共鳴する。共鳴周波数は基本周波数(倍音間隔)と管長を反映するため、スペクトルの倍音間隔と共鳴ピーク位置の両方を読み取る。


【各選択肢の解説】

倍音間隔(微細な櫛状ピークの間隔):約120Hzごとに調波が並ぶ → 音源の基本周波数は120Hz
共鳴ピーク(スペクトル包絡の山):約500Hz・1500Hz・2500Hzに現れ、奇数倍(c/4L, 3c/4L, 5c/4L)に対応する片側閉管の共鳴である。第1共鳴500Hz=c/4L=34000/(4×L)より、L=34000/2000=17cm

1.120Hz ― 17cm — ✅正しい(=正答)。
2.120Hz ― 14cm — ❌ 管長が合わない。
3.150Hz ― 17cm — ❌ 倍音間隔が合わない。
4.150Hz ― 14cm — ❌ 両方合わない。
5.180Hz ― 17cm — ❌ 倍音間隔が合わない。


【試験対策ポイント】

片側閉管の共鳴周波数は f=(2n−1)c/4L(奇数倍)。第1共鳴=c/4L。室温の音速c≒340m/s=34000cm/sで、500Hz共鳴なら管長17cm。倍音間隔は音源の基本周波数を、共鳴ピーク(フォルマント)は管の形状・長さを反映するという二層構造の読み取りが要点。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
既卒・浪人の方へ 解く力はあるのに、一人だと計画が崩れる——そんな人のための伴走型プログラム「ST既卒プレミアム」。あなた専用のロードマップと、毎週届く「今やること」で、次の国試まで隣を走ります。2026年9月7日スタート・以降も随時受付。お申し込みから8日以内なら全額返金。 詳しく見る ▶
スポンサーリンク(広告)

🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第24回 全問一覧

▶ 音響学 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)