第24回 言語聴覚士国家試験 第41問
第24回 言語聴覚士国家試験 第41問(音響学)の正答は 1 です。電気喉頭を一端に密着(閉端)させ他端を開放(開端)した音響管は、片側閉管として共鳴する。
- 1.120Hz ― 17cm ✓
- 2.120Hz ― 14cm
- 3.150Hz ― 17cm
- 4.150Hz ― 14cm
- 5.180Hz ― 17cm
正答:1番
初回正答率 49.5%難問
111人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
電気喉頭を一端に密着(閉端)させ他端を開放(開端)した音響管は、片側閉管として共鳴する。共鳴周波数は基本周波数(倍音間隔)と管長を反映するため、スペクトルの倍音間隔と共鳴ピーク位置の両方を読み取る。
【各選択肢の解説】
倍音間隔(微細な櫛状ピークの間隔):約120Hzごとに調波が並ぶ → 音源の基本周波数は120Hz。
共鳴ピーク(スペクトル包絡の山):約500Hz・1500Hz・2500Hzに現れ、奇数倍(c/4L, 3c/4L, 5c/4L)に対応する片側閉管の共鳴である。第1共鳴500Hz=c/4L=34000/(4×L)より、L=34000/2000=17cm。
1.120Hz ― 17cm
✅ 正しい(=正答)。倍音間隔120Hz、第1共鳴500Hzから管長17cmで、どちらも図と合う。
2.120Hz ― 14cm
❌ 誤り。管長が合わない。14cmなら第1共鳴は34000÷(4×14)≒607Hzになる。正しくは管長17cm。
3.150Hz ― 17cm
❌ 誤り。倍音間隔が合わない。正しくは倍音間隔は約120Hzで、基本周波数は120Hz。
4.150Hz ― 14cm
❌ 誤り。両方合わない。正しくは基本周波数120Hz・管長17cm。
5.180Hz ― 17cm
❌ 誤り。倍音間隔が合わない。正しくは倍音間隔は約120Hzで、基本周波数は120Hz。
【試験対策ポイント】
片側閉管の共鳴周波数は f=(2n−1)c/4L(奇数倍)。第1共鳴=c/4L。室温の音速c≒340m/s=34000cm/sで、500Hz共鳴なら管長17cm。倍音間隔は音源の基本周波数を、共鳴ピーク(フォルマント)は管の形状・長さを反映するという二層構造の読み取りが要点。
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