STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第24回 言語聴覚士国家試験 第73問

言語発達障害学第24回

第24回 言語聴覚士国家試験 第73問(言語発達障害学)の正答は 5 です。TEACCHは自閉スペクトラム症の特性(視覚優位・見通しの必要性)を活かす構造化支援である。

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問題
TEACCHプログラムについて誤っているのはどれか。
  1. 1.視覚刺激に対する処理能力を活かした方法である。
  2. 2.活動内容と場所とを物理的に分けて構造化する。
  3. 3.見通しをもち行動できるようスケジュール化する。
  4. 4.活動の開始と終了を明確にする。
  5. 5.大人が子どもの行動を静かに見守る。

正答:5番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 72.9%やさしい

48人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 誤っているのは「大人が静かに見守る」

TEACCHは自閉スペクトラム症の特性(視覚優位・見通しの必要性)を活かす構造化支援である。環境を物理的に構造化し、スケジュールや活動の始まり・終わりを視覚的に明示して能動的に支援する。受動的に見守るだけ、という記述は誤りである。


【各選択肢の解説】

1.視覚刺激に対する処理能力を活かした方法である。 — ❌ 正しい。視覚的構造化を用いる。
2.活動内容と場所とを物理的に分けて構造化する。 — ❌ 正しい。物理的構造化の原則である。
3.見通しをもち行動できるようスケジュール化する。 — ❌ 正しい。視覚的スケジュールを用いる。
4.活動の開始と終了を明確にする。 — ❌ 正しい。ワークシステムで始点・終点を示す。
5.大人が子どもの行動を静かに見守る。 — ✅誤り(=正答)。環境を構造化し能動的に支援する。


【試験対策ポイント】

TEACCHの構造化:物理的構造化(場所と活動の対応)・スケジュール(時間の見通し)・ワークシステム(何を・どれだけ・終わりは)・視覚的構造化(手がかりの明示)。受動的な見守りではなく、環境を整えて自立を促す積極的支援である点が要点。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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