第24回 言語聴覚士国家試験 第75問
第24回 言語聴覚士国家試験 第75問(音声障害)の正答は 3 です。片側声帯麻痺は反回神経麻痺により一側の声帯が動かなくなる病態である(固定位置は正中位〜中間位などさまざま)。
正答:3番
初回正答率 72.1%やさしい
122人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
片側声帯麻痺は反回神経麻痺により一側の声帯が動かなくなる病態である(固定位置は正中位〜中間位などさまざま)。声門閉鎖不全により気息性嗄声を呈し、経過とともに麻痺側声帯は萎縮する。左反回神経が長いため左に多く、最長発声持続時間(MPT)は短縮する。
【各選択肢の解説】
a.右側に多い
❌ 誤り。正しくは左反回神経が長く走行するため左側に多い。
b.気息性嗄声を呈す
✅ 正しい(=正答)。声門閉鎖不全による息もれ声である。
c.麻痺側声帯は萎縮する
✅ 正しい(=正答)。経過とともに萎縮する。
d.最長発声持続時間は延長する
❌ 誤り。正しくは息もれにより短縮する。
e.気管挿管が原因の場合は予後不良である
❌ 誤り。正しくは挿管性麻痺は回復しやすく予後は比較的良好である。
→ b・cの組合せである3番が正答となる。
【試験対策ポイント】
片側声帯麻痺:左に多い(左反回神経が長く胸部を迂回)。声門閉鎖不全→気息性嗄声・誤嚥・MPT短縮。麻痺側声帯は萎縮し正中〜傍正中位に固定。健側の代償や音声治療・甲状軟骨形成術I型・声帯内注入で改善を図る。
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