STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第28回 言語聴覚士国家試験 第174問

音声障害第28回

第28回 言語聴覚士国家試験 第174問(音声障害)の正答は 3 です。音声障害診療ガイドライン(2018年版)の音声障害分類表では、心因性発声障害は「機能性発声障害」に分類され、「その他の音声障害」には含まれない。

STワンコイン模試 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。申込・受験に締切なし、いつ受けても順位と本試験換算をその都度集計。次回は第2回 基準日2026年11月21日。
問題
音声障害診療ガイドライン(2018年版)の音声障害分類表の中で、「その他の音声障害」に分類されないのはどれか。
  1. 1.変声障害
  2. 2.仮声帯発声
  3. 3.心因性発声障害
  4. 4.奇異性声帯運動
  5. 5.筋緊張性発声障害

正答:3番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 44.3%難問

140人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:3番 — 心因性発声障害

音声障害診療ガイドライン(2018年版)の音声障害分類表では、心因性発声障害は「機能性発声障害」に分類され、「その他の音声障害」には含まれない。選択肢3が該当する。


【各選択肢の解説】

1. 変声障害
❌ 「その他の音声障害」に分類される。変声期を過ぎても高い声が続くなどの障害。
2. 仮声帯発声
❌ 「その他の音声障害」に分類される。仮声帯を用いた発声である。
3. 心因性発声障害
✅ 「その他の音声障害」に分類されない(=正答)。心理的要因による発声障害で、機能性発声障害に分類される。
4. 奇異性声帯運動
❌ 「その他の音声障害」に分類される。吸気時などに声帯が異常に閉じる病態。
5. 筋緊張性発声障害
❌ 「その他の音声障害」に分類される。喉頭周囲の過剰な筋緊張による発声障害。

【試験対策ポイント】

音声障害は器質性・運動障害性・機能性・その他などに分類される。心理的要因による心因性発声障害は機能性発声障害に位置づけられる。一方、変声障害・仮声帯発声・奇異性声帯運動・筋緊張性発声障害などは「その他の音声障害」に分類される。

分類
機能性発声障害心因性発声障害
その他の音声障害変声障害・仮声帯発声・筋緊張性発声障害

ガイドラインの分類は評価や治療方針の整理に役立つため、代表的な疾患がどの群に入るかを押さえておきたい。とくに、声帯に器質的な異常がないのに発声が障害される機能性の病態の位置づけを確認しておくとよい。心因性発声障害では、強いストレスや心理的葛藤を背景に失声(声が出ない)や嗄声を生じることがあり、器質的所見と症状が一致しない点が手がかりとなる。心理的支援と並行して、発声を引き出す音声治療が行われることも理解しておきたい。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題の初回正答率は44.3%——受験者の56%が落としている難問です。こういう範囲は1問ずつ解説を読んでも埋まりません。ST国試ノートなら「なぜそうなるか」を頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
既卒・浪人の方へ 解く力はあるのに、一人だと計画が崩れる——そんな人のための伴走型プログラム「ST既卒プレミアム」。あなた専用のロードマップと、毎週届く「今やること」で、次の国試まで隣を走ります。2026年9月7日スタート・以降も随時受付。お申し込みから8日以内なら全額返金。 詳しく見る ▶
スポンサーリンク(広告)

🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第28回 全問一覧

▶ 音声障害 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)