STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第25回 言語聴覚士国家試験 第1問

医学総論第25回

第25回 言語聴覚士国家試験 第1問(医学総論)の正答は 3 です。医学・福祉の基本用語と意味の対応を問う組合せ問題である。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
誤っている組み合わせはどれか a.標準予防策 ― 接触感染予防 b.ICF ― 疾患分類 c.ノーマライゼーション ― コロニーでの生活 d.インクルーシブ教育 ― 共生社会の形成 e.インフォームド・コンセント ― 説明された上での同意 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e

正答:3番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:3番 — b・c

医学・福祉の基本用語と意味の対応を問う組合せ問題である。ICF(国際生活機能分類)は健康状態を「心身機能・活動・参加」の生活機能から捉える枠組みで疾患分類ではない。ノーマライゼーションは障害者を施設に隔離せず地域で当たり前に暮らせる社会をめざす理念であり、隔離型の入所施設(コロニー)での生活とは正反対である。よって誤った組合せはb・cで、選択肢3が正答。


【各選択肢の解説】
a.標準予防策 ― 接触感染予防:✅正しい。標準予防策はすべての患者に対し血液・体液等を感染源とみなす基本対策で、接触感染予防はその一部。
b.ICF ― 疾患分類:✅誤り(=正答)。ICFは生活機能の分類であり、疾患を分類するのはICD(国際疾病分類)
c.ノーマライゼーション ― コロニーでの生活:✅誤り(=正答)。施設隔離(コロニー)の理念ではなく、地域での通常生活をめざす考え方。
d.インクルーシブ教育 ― 共生社会の形成:❌正しい組合せ。障害の有無で分けず共に学ぶ仕組みで、共生社会の形成に資する。
e.インフォームド・コンセント ― 説明された上での同意:❌正しい組合せ。十分な説明を受けた上での同意を意味する。


【試験対策ポイント】
ICFとICDノーマライゼーションとコロニーは混同しやすい定番のひっかけである。ICF=生活機能の分類、ICD=疾病の分類とセットで覚える。ノーマライゼーションは「障害者を変えるのではなく社会の側を変える」発想で、入所施設に集める発想(コロニー)から地域生活へという歴史の流れを押さえる。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第25回 全問一覧

▶ 医学総論 の過去問一覧

スポンサーリンク