第25回 言語聴覚士国家試験 第1問
第25回 言語聴覚士国家試験 第1問(医学総論)の正答は 3 です。医学・福祉の基本用語と意味の対応を問う組合せ問題である。
正答:3番
初回正答率 68.6%やさしい
271人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
医学・福祉の基本用語と意味の対応を問う組合せ問題である。ICF(国際生活機能分類)は健康状態を「心身機能・活動・参加」の生活機能から捉える枠組みで疾患分類ではない。ノーマライゼーションは障害者を施設に隔離せず地域で当たり前に暮らせる社会をめざす理念であり、隔離型の入所施設(コロニー)での生活とは正反対である。よって誤った組合せはb・cで、選択肢3が正答。
【各選択肢の解説】
a.標準予防策 ― 接触感染予防:✅正しい。標準予防策はすべての患者に対し血液・体液等を感染源とみなす基本対策で、接触感染予防はその一部。
b.ICF ― 疾患分類:✅誤り(=正答)。ICFは生活機能の分類であり、疾患を分類するのはICD(国際疾病分類)。
c.ノーマライゼーション ― コロニーでの生活:✅誤り(=正答)。施設隔離(コロニー)の理念ではなく、地域での通常生活をめざす考え方。
d.インクルーシブ教育 ― 共生社会の形成:❌正しい組合せ。障害の有無で分けず共に学ぶ仕組みで、共生社会の形成に資する。
e.インフォームド・コンセント ― 説明された上での同意:❌正しい組合せ。十分な説明を受けた上での同意を意味する。
【試験対策ポイント】
ICFとICD、ノーマライゼーションとコロニーは混同しやすい定番のひっかけである。ICF=生活機能の分類、ICD=疾病の分類とセットで覚える。ノーマライゼーションは「障害者を変えるのではなく社会の側を変える」発想で、入所施設に集める発想(コロニー)から地域生活へという歴史の流れを押さえる。
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