STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第25回 言語聴覚士国家試験 第1問

医学総論第25回

第25回 言語聴覚士国家試験 第1問(医学総論)の正答は 3 です。ICFは生活機能の分類で疾患分類ではない(疾患分類はICD)。

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問題
誤っている組み合わせはどれか a.標準予防策 ― 接触感染予防 b.ICF ― 疾患分類 c.ノーマライゼーション ― コロニーでの生活 d.インクルーシブ教育 ― 共生社会の形成 e.インフォームド・コンセント ― 説明された上での同意 1. a,b 2. a,e 3. b,c 4. c,d 5. d,e

正答:3番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 68%標準

413人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番(b・c)

ICFは生活機能の分類で疾患分類ではない(疾患分類はICD)。ノーマライゼーションは地域で当たり前に暮らす理念で、隔離型の大規模入所施設(コロニー)での生活とは正反対である。誤っている組合せはb・cで、選択肢3が正答。


【各選択肢の解説】

a. 標準予防策 ― 接触感染予防
✅ 正しい。標準予防策は、すべての患者の血液・体液・排泄物などを感染性ありとみなし、手指衛生や手袋・ガウンで接触による伝播を防ぐ基本対策である。なお、特定の病原体に上乗せする「接触予防策」は感染経路別予防策の1つで、標準予防策とは別の名称である(CDC 隔離予防策ガイドライン 2007)。
b. ICF ― 疾患分類
❌ 誤り(=正答)。ICFは心身機能・身体構造、活動、参加と背景因子から生活機能を捉える分類である(WHO 2001)。正しくはICD(国際疾病分類) ― 疾患分類、ICF ― 生活機能分類。
c. ノーマライゼーション ― コロニーでの生活
❌ 誤り(=正答)。コロニーは障害者を地域から離れた場所に集めて生活させる大規模入所施設で、ノーマライゼーションはこれを否定した理念である。正しくはノーマライゼーション ― 地域で当たり前に暮らすこと。
d. インクルーシブ教育 ― 共生社会の形成
✅ 正しい。障害の有無で分けず共に学ぶ仕組みで、共生社会の形成に資する(中央教育審議会初等中等教育分科会報告 2012)。
e. インフォームド・コンセント ― 説明された上での同意
✅ 正しい。十分な説明を受け、理解した上での同意を意味する。

【試験対策ポイント】

  • ICF=生活機能の分類/ICD=疾病の分類
  • ノーマライゼーション=地域で当たり前に暮らす/コロニー=隔離型の大規模入所施設(否定された側)
  • 標準予防策=全患者に行う基本対策(接触による伝播を防ぐ)/接触予防策・飛沫予防策・空気予防策=感染経路別予防策(上乗せ)
✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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