STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第28回 言語聴覚士国家試験 第101問

医学総論第28回

第28回 言語聴覚士国家試験 第101問(医学総論)の正答は 5 です。災害時のトリアージでは、傷病者を緊急度・重症度で色分けし、限られた資源を最も効果のある人に配分する。

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問題
災害医療におけるトリアージについて、搬送と救命処置の優先順位が最下位のタグの色はどれか。
  1. 1.
  2. 2.
  3. 3.
  4. 4.
  5. 5.

正答:5番

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解説
■ 正答:5番 — 黒

災害時のトリアージでは、傷病者を緊急度・重症度で色分けし、限られた資源を最も効果のある人に配分する。タグの色は赤(最優先・緊急治療群)、黄(待機的治療群)、緑(軽症・保留群)、そして黒(死亡または救命困難群)である。搬送・救命処置の優先順位が最下位なのは黒である。


【各選択肢の解説】

1.
❌ 標準的なトリアージの4色には含まれない区分で、最下位を表す色ではない。
2.
❌ 生命の危機があり、ただちに処置を要する最優先群を表す。
3.
❌ 治療は要するが、一定時間待てる待機的治療群を表す。
4.
❌ 歩行可能な軽症群で、処置を保留できる群を表す。
5.
✅ 死亡または現況で救命が極めて困難な群で、搬送・処置の優先順位は最下位(=正答)。

【試験対策ポイント】

トリアージの4色は「赤>黄>緑」で治療優先度が下がり、黒は救命困難・死亡群で優先順位が最も低い。多数傷病者の場では、まず歩行可能な者を緑として選別し、残りを呼吸・循環・意識で評価する手順(START法など)がとられる。

区分
最優先(緊急治療群)
待機的治療群
軽症(保留群)
死亡・救命困難群

トリアージは状態の変化に応じて繰り返し行い、区分が変わりうる動的な判断である点も重要である。赤と判定された傷病者を優先的に処置・搬送する一方、黒は救命可能な傷病者へ限られた資源を回すための区分であり、現場の状況が変われば再評価で区分が引き上げられることもある。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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