STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第28回 言語聴覚士国家試験 第102問

医学総論第28回

第28回 言語聴覚士国家試験 第102問(医学総論)の正答は 3 です。院内感染対策の基本は標準予防策で、すべての患者に対し血液・体液などを感染源とみなして対応する。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
院内感染対策で誤っているのはどれか。
  1. 1.標準予防策の対象はすべての患者である。
  2. 2.手洗いでは手首を最後に洗う。
  3. 3.手袋を外した後は手洗いを省略してよい。
  4. 4.病室のカーテンを触った後に手指消毒を行う。
  5. 5.飛沫による汚染が予想される場合にフェイスシールドを使用する。

正答:3番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:3番 — 手袋を外した後の手洗いを省略してよい(誤り)

院内感染対策の基本は標準予防策で、すべての患者に対し血液・体液などを感染源とみなして対応する。手袋は手指の汚染を完全には防げず、外す際に汚染が及ぶこともあるため、手袋を外した後も手指衛生(手洗い・手指消毒)は省略できない。選択肢3が誤りである。


【各選択肢の解説】

1. 標準予防策の対象はすべての患者である。
❌ 正しい。感染症の有無にかかわらず全患者に適用する。
2. 手洗いでは手首を最後に洗う。
❌ 正しい。指先など汚れの多い部位から洗い、手首を最後に洗う。
3. 手袋を外した後は手洗いを省略してよい。
✅ 誤り(=正答)。手袋使用後も手指が汚染されうるため、手指衛生を省略してはならない。
4. 病室のカーテンを触った後に手指消毒を行う。
❌ 正しい。高頻度接触面に触れた後の手指消毒は感染対策として適切。
5. 飛沫による汚染が予想される場合にフェイスシールドを使用する。
❌ 正しい。飛沫が予想される場面では個人防護具を用いる。

【試験対策ポイント】

標準予防策は「全患者対象・血液体液は感染源とみなす・手指衛生が基本」が要点。手袋はあくまで補助で、着脱の前後に手指衛生を行う。汚染面に触れた後や処置の前後など、決められた場面で確実に手指衛生を実施する。

原則内容
対象すべての患者
手指衛生手袋着脱の前後にも実施
防護具曝露が予想される場面で使用

手袋を過信せず、手指衛生を徹底することが交差感染の防止につながる。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第28回 全問一覧

▶ 医学総論 の過去問一覧

スポンサーリンク