STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第28回 言語聴覚士国家試験 第52問

医学総論第28回

第28回 言語聴覚士国家試験 第52問(医学総論)の正答は 1 です。医療倫理の4原則は、自律尊重・善行・無危害・正義である。

STワンコイン模試 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。申込・受験に締切なし、いつ受けても順位と本試験換算をその都度集計。次回は第2回 基準日2026年11月21日。
問題
医療倫理において、パターナリズムを否定するのはどれか。
  1. 1.自律尊重
  2. 2.善行
  3. 3.無危害
  4. 4.正義
  5. 5.博愛

正答:1番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 50.4%難問

228人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

スポンサーリンク(広告)
解説
■ 正答:1番 — 自律尊重

医療倫理の4原則は、自律尊重・善行・無危害・正義である。パターナリズム(父権主義)は、医療者が患者本人の意思や選択を差し置いて「本人のためによかれ」と判断・決定する態度を指す。これに正面から対立し、患者自身の自己決定権を重んじるのが自律尊重の原則である。


【各選択肢の解説】

1. 自律尊重
✅ 患者自身の意思・自己決定を尊重する原則で、パターナリズムを否定する(=正答)。インフォームド・コンセントの倫理的根拠でもある。
2. 善行
❌ 患者の利益(益)を最大化する原則。「本人のため」を理由にパターナリズムを正当化する側に働くこともある。
3. 無危害
❌ 患者に害を与えない原則で、自己決定の尊重とは別の観点。
4. 正義
❌ 医療資源や負担を公平に配分する原則で、パターナリズムの否定とは直接結びつかない。
5. 博愛
❌ 医療倫理4原則には含まれない概念で、設問の趣旨と合わない。

【試験対策ポイント】

4原則は「自律尊重・善行・無危害・正義」で暗記する。パターナリズムは医療者主導の決定で、患者の自律と対立する。インフォームド・コンセントは、十分な説明を受けたうえで患者が自ら選択するという、自律尊重を具体化した手続きである。

原則内容
自律尊重患者の自己決定を尊重
善行患者の利益を図る
無危害害を与えない
正義公平・公正な配分

近年は、医療者と患者が情報を共有し協働して方針を決める共同意思決定(SDM)が重視されている。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📗 この範囲の次の一歩

この問題の初回正答率は50.4%——受験者の50%が落としています。この範囲(医学総論)は買い切りのST国試ノート(¥850)の棚には入っていません。まずは同じ科目だけを続けて解いて、どこが抜けているかを出すのが早道です。

▶ 「医学総論」だけを無料アプリで演習する

失語症・嚥下・聴覚・高次脳など22科目は買い切りのST国試ノート(¥850)にあります。収録科目を見る →

基礎医学・総論を含む全科目のノートは、伴走型のST既卒プレミアムに収録しています(9月7日スタート・以降も随時受付)。

既卒・浪人の方へ 解く力はあるのに、一人だと計画が崩れる——そんな人のための伴走型プログラム「ST既卒プレミアム」。あなた専用のロードマップと、毎週届く「今やること」で、次の国試まで隣を走ります。2026年9月7日スタート・以降も随時受付。お申し込みから8日以内なら全額返金。 詳しく見る ▶
スポンサーリンク(広告)

🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →
関連

▶ 第28回 全問一覧

▶ 医学総論 の過去問一覧

スポンサーリンク(広告)