第25回 言語聴覚士国家試験 第110問
第25回 言語聴覚士国家試験 第110問(リハ医学)の正答は 5 です。呼吸リハビリテーションの基本手技を問う問題である。
- 1.呼吸困難感を軽減させる
- 2.運動耐用能を改善させる
- 3.下肢運動トレーニングが有効である
- 4.体位ドレナージの際は痰の貯留部位を上にする
- 5.スクイージング(呼吸介助)では吸気時に胸郭を圧迫する ✓
正答:5番
初回正答率 47.7%難問
86人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
呼吸リハビリテーションの基本手技を問う問題である。スクイージング(呼吸介助)は呼気に合わせて胸郭を圧迫して呼気流を高め、末梢の痰を中枢へ移動させる手技で、吸気時には圧迫を緩める。選択肢5は「吸気時に圧迫」としており誤りで、これが正答。
【各選択肢の解説】
1.呼吸困難感を軽減させる:❌正しい。呼吸リハの主要な目的の一つ。
2.運動耐用能を改善させる:❌正しい。全身持久力・運動耐容能の向上が得られる。
3.下肢運動トレーニングが有効である:❌正しい。歩行など下肢運動が中心的に有効。
4.体位ドレナージの際は痰の貯留部位を上にする:❌正しい。重力を利用し貯留部位を上にして中枢へ排出させる。
5.スクイージングでは吸気時に胸郭を圧迫する:✅誤り(=正答)。正しくは呼気時に圧迫し、吸気時は手を緩める。
【試験対策ポイント】
排痰手技は、体位ドレナージ(貯留部位を上に)・スクイージング(呼気時に胸郭を圧迫)・ハフィング・咳嗽介助を病態に応じて組み合わせる。スクイージングの要点は「呼気に合わせて胸郭を圧迫し、吸気時に手を緩める」こと。圧迫のタイミングを問う設問は頻出。
この問題の初回正答率は47.7%——受験者の52%が落としています。この範囲(リハ医学)は買い切りのST国試ノート(¥850)の棚には入っていません。まずは同じ科目だけを続けて解いて、どこが抜けているかを出すのが早道です。
▶ 「リハ医学」だけを無料アプリで演習する失語症・嚥下・聴覚・高次脳など22科目は買い切りのST国試ノート(¥850)にあります。収録科目を見る →
基礎医学・総論を含む全科目のノートは、伴走型のST既卒プレミアムに収録しています(9月7日スタート・以降も随時受付)。
🗺️ ST-Toolbox の無料サービス リハ就職マップ | STの就職先を公的データから探す 見学先を選ぶときにまず知りたいのは「そこがどの分野をやっているか」。届出内容から分かる領域(成人・小児・聴覚・生活期(介護施設))と、住所を入れての通勤時間で絞り込めます。全国14,201か所・登録不要。求人が出ていない施設も最初から載っています。 別タブでさがす →