第25回 言語聴覚士国家試験 第41問
第25回 言語聴覚士国家試験 第41問(音響学)の正答は 2 です。母音の対数振幅スペクトル(フォルマント)の読み取りを問う問題である。
- 1.広母音である
- 2.前舌母音である ✓
- 3.基本周波数は約150Hzである
- 4.第一フォルマント周波数は約750Hzである
- 5.第二フォルマント周波数は約1200Hzである
正答:2番
初回正答率 41%難問
139人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
母音の対数振幅スペクトル(フォルマント)の読み取りを問う問題である。図では調波構造の間隔から基本周波数は約150Hz、最も強い山(第1フォルマント)が約750Hz、第2フォルマントが約1200Hz付近にある。第1フォルマントが高く第2フォルマントが低い=開いた後舌寄りの母音であり、「前舌母音」とするのは誤り。選択肢2が正答。
【各選択肢の解説】
1.広母音である
✅ 正しい。第1フォルマントが高い(約750Hz)=開口度が大きい広母音。
2.前舌母音である
❌ 誤り(=正答)。第2フォルマントが低く(約1200Hz)後舌寄りで、前舌母音ではない。前舌母音(/i/・/e/)なら第2フォルマントは約2kHz前後以上に出る。正しくは第2フォルマントの低い、前舌でない広母音(/a/)である。
3.基本周波数は約150Hzである
✅ 正しい。調波(山)の間隔が約150Hz。
4.第一フォルマント周波数は約750Hzである
✅ 正しい。最も強い山の位置と一致。
5.第二フォルマント周波数は約1200Hzである
✅ 正しい。第1フォルマントの後、1.1〜1.25kHz付近に強い山がまとまっており、ここが第2フォルマントにあたる。
【試験対策ポイント】
フォルマントと母音の対応は、F1=開口度(高いほど広母音)、F2=前後(高いほど前舌)。F1高・F2低は/a/系の広い後舌寄り母音。スペクトルの山の間隔から基本周波数(声の高さ)を読む手順も押さえる。
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