STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第26回 言語聴覚士国家試験 第125問

認知心理学第26回

第26回 言語聴覚士国家試験 第125問(認知心理学)の正答は 5 です。記憶について誤っているものを問う問題である。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
記憶について誤っているのはどれか。
  1. 1.エピソード記憶は顕在的記憶である。
  2. 2.二重貯蔵庫説は短期記憶と長期記憶とを仮定している。
  3. 3.忘却曲線は原学習から再学習までの経過時間に対する節約率で示される。
  4. 4.系列位置曲線の最終位置にみられる成績上昇を新近効果という。
  5. 5.記銘前の体験によって記憶が妨げられることを逆向干渉という。

正答:5番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:5番 — 記銘前の体験によって記憶が妨げられることを逆向干渉という。

記憶について誤っているものを問う問題である。記銘の体験が新しい記憶を妨げるのは順向干渉であり、「逆向干渉」とする選択肢5が誤りである。


【各選択肢の解説】

1. エピソード記憶は顕在的記憶である。
❌ 正しい。意識的に想起できる宣言的(顕在)記憶。
2. 二重貯蔵庫説は短期記憶と長期記憶とを仮定している。
❌ 正しい。短期貯蔵と長期貯蔵を区別するモデル。
3. 忘却曲線は原学習から再学習までの経過時間に対する節約率で示される。
❌ 正しい。エビングハウスの節約率による忘却の記述。
4. 系列位置曲線の最終位置にみられる成績上昇を新近効果という。
❌ 正しい。リスト末尾の項目が想起されやすい現象。
5. 記銘前の体験によって記憶が妨げられることを逆向干渉という。
✅ 誤り(=正答)。記銘前の体験が妨げるのは順向干渉。逆向干渉は記銘後の体験が前の記憶を妨げること。

【試験対策ポイント】

干渉は、先行体験が後の記憶を妨げる順向干渉と、後の体験が先の記憶を妨げる逆向干渉に分かれる。系列位置曲線では先頭が初頭効果、末尾が新近効果。エピソード記憶は顕在記憶、忘却曲線は節約率で表す。「前が妨げる=順向、後が妨げる=逆向」を取り違えない。
@@@

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第26回 全問一覧

▶ 認知心理学 の過去問一覧

スポンサーリンク