第26回 言語聴覚士国家試験 第124問
学習心理学第26回
第26回 言語聴覚士国家試験 第124問(学習心理学)の正答は 3 です。古典的条件づけ(3.0kHz純音と餌の対提示)について正しいものを問う問題である。
問題
3.0 kHz 純音と餌との対提示を繰り返して古典的条件づけを成立させた。
正しいのはどれか。
1.3.0 kHz 純音は無条件刺激である。
2.唾液の分泌は自発的反応である。
3.3.0 kHz 純音のみを繰り返し提示する手続きは消去である。
4.3.2 kHz 純音と餌とを対提示する手続きは二次条件づけである。
5.2.8 kHz 純音のみを提示したときに唾液が分泌されることを分化という。
正答:3番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 50.7%難問
205人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
👥 読者の報告をもとに修正済み(2026-09-02)— ご指摘ありがとうございました
■ 正答:3番 — 3.0kHz純音のみを繰り返し提示する手続きは消去である。
古典的条件づけ(3.0kHz純音と餌の対提示)について正しいものを問う問題である。条件刺激(純音)だけを無条件刺激(餌)なしで繰り返すと条件反応が弱まる消去となる。選択肢3が正しい。
【各選択肢の解説】
1. 3.0kHz純音は無条件刺激である。
❌ 誤り。正しくは純音は条件刺激、餌が無条件刺激である。
❌ 誤り。正しくは純音は条件刺激、餌が無条件刺激である。
2. 唾液の分泌は自発的反応である。
❌ 誤り。自発的(オペラント)反応ではない。正しくは刺激により誘発されるレスポンデント反応である。
❌ 誤り。自発的(オペラント)反応ではない。正しくは刺激により誘発されるレスポンデント反応である。
3. 3.0kHz純音のみを繰り返し提示する手続きは消去である。
✅ 正しい(=正答)。強化(餌)を伴わない条件刺激の反復は消去となる。
✅ 正しい(=正答)。強化(餌)を伴わない条件刺激の反復は消去となる。
4. 3.2kHz純音と餌とを対提示する手続きは二次条件づけである。
❌ 誤り。餌(無条件刺激)と対提示しているので通常の条件づけの手続きである。正しくは二次条件づけは、確立した条件刺激(3.0kHz純音)を餌の代わりに用いて別の中性刺激を条件づけること。
❌ 誤り。餌(無条件刺激)と対提示しているので通常の条件づけの手続きである。正しくは二次条件づけは、確立した条件刺激(3.0kHz純音)を餌の代わりに用いて別の中性刺激を条件づけること。
5. 2.8kHz純音のみを提示したときに唾液が分泌されることを分化という。
❌ 誤り。正しくは訓練と異なる刺激にも反応するのは般化である。分化は、似た刺激を区別して条件刺激にだけ反応するようになること。
❌ 誤り。正しくは訓練と異なる刺激にも反応するのは般化である。分化は、似た刺激を区別して条件刺激にだけ反応するようになること。
【試験対策ポイント】
古典的条件づけでは、条件刺激(音)と無条件刺激(餌)の対提示で条件反応(唾液)が形成される。強化なしの反復=消去、類似刺激への反応=般化、刺激を区別=分化(弁別)。唾液分泌は誘発される(レスポンデント)反応。各用語の定義を取り違えない。
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