STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第26回 言語聴覚士国家試験 第22問

聴覚系第26回

第26回 言語聴覚士国家試験 第22問(聴覚系)の正答は 4 です。伝音難聴をきたす疾患を問う問題である。

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問題
伝音難聴をきたすのはどれか。
  1. 1.薬剤性難聴
  2. 2.機能性難聴
  3. 3.加齢性難聴
  4. 4.滲出性中耳炎 ✓
  5. 5.メニエール病

正答:4番

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219人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 滲出性中耳炎

伝音難聴をきたす疾患を問う問題である。滲出性中耳炎は中耳に貯留液がたまり音の伝達が妨げられる伝音難聴の代表である。選択肢4が正しい。


【各選択肢の解説】

1. 薬剤性難聴
❌ 誤り。内耳(有毛細胞)障害による感音難聴である。正しくは、アミノグリコシド系抗菌薬・シスプラチンなどによる内耳性の感音難聴である。
2. 機能性難聴
❌ 誤り。器質的異常のない難聴で、伝音難聴ではない。正しくは、心因などによる非器質性の難聴で、検査結果と実際の聞こえや他の検査所見が一致しないのが特徴である。
3. 加齢性難聴
❌ 誤り。内耳・後迷路の障害による感音難聴である。正しくは、高音域から低下する両側性の感音難聴である。
4. 滲出性中耳炎
✅ 正しい(=正答)。中耳貯留液により音の伝達が妨げられる伝音難聴である。
5. メニエール病
❌ 誤り。内リンパ水腫による感音難聴(変動性)である。正しくは、低音域から始まる変動する感音難聴で、回転性めまい・耳鳴・耳閉感を繰り返す。

【試験対策ポイント】

伝音難聴は外耳〜中耳の障害(耳垢栓塞・中耳炎・耳硬化症・鼓膜穿孔など)で、気導低下・骨導正常(気骨導差あり)。感音難聴は内耳〜後迷路の障害(加齢・薬剤・メニエール・突発性難聴など)。滲出性中耳炎は中耳貯留=伝音難聴の典型である。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士が、臨床の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

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