第26回 言語聴覚士国家試験 第56問
失語症第26回
第26回 言語聴覚士国家試験 第56問(失語症)の正答は 4 です。ブローカ失語を呈する閉塞血管を問う問題である。
問題
閉塞によってブローカ失語を呈する血管はどれか。
- 1.前交通動脈
- 2.後交通動脈
- 3.前大脳動脈
- 4.中大脳動脈 ✓
- 5.後大脳動脈
正答:4番
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解説
■ 正答:4番 — 中大脳動脈
ブローカ失語を呈する閉塞血管を問う問題である。ブローカ野(下前頭回後部)を含む左半球外側面は中大脳動脈が灌流する。選択肢4が正しい。
【各選択肢の解説】
1. 前交通動脈
❌ 前大脳動脈どうしをつなぐ連絡血管である。
❌ 前大脳動脈どうしをつなぐ連絡血管である。
2. 後交通動脈
❌ 内頸動脈系と後大脳動脈をつなぐ連絡血管である。
❌ 内頸動脈系と後大脳動脈をつなぐ連絡血管である。
3. 前大脳動脈
❌ 半球内側面・前頭葉内側を灌流する。下肢麻痺や超皮質性運動失語に関与。
❌ 半球内側面・前頭葉内側を灌流する。下肢麻痺や超皮質性運動失語に関与。
4. 中大脳動脈
✅ 正しい(=正答)。ブローカ野・ウェルニッケ野を含む外側面を灌流し、失語の主因。
✅ 正しい(=正答)。ブローカ野・ウェルニッケ野を含む外側面を灌流し、失語の主因。
5. 後大脳動脈
❌ 後頭葉・側頭葉内側を灌流し、視覚障害や失読に関与。
❌ 後頭葉・側頭葉内側を灌流し、視覚障害や失読に関与。
【試験対策ポイント】
言語野(ブローカ野・ウェルニッケ野)は左中大脳動脈領域に位置し、ここの閉塞が失語の最大の原因。前大脳動脈は内側面(超皮質性運動失語)、後大脳動脈は後頭葉(失読・視覚障害)に関与。失語=中大脳動脈と結びつける。
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