第27回 言語聴覚士国家試験 第142問
言語学第27回
第27回 言語聴覚士国家試験 第142問(言語学)の正答は 4 です。複合語の前項・後項の両方に引用形式(単独で現れる無標の形)を使っているものを問う問題である。
問題
複合語の前項、後項の両方に引用形式(無標形)を使っているのはどれか。アクセントは考慮しない。
- 1.雨合羽
- 2.春雨
- 3.ひな鳥
- 4.白身 ✓
- 5.雌鶏
正答:4番
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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)
初回正答率 41.6%難問
125人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 白身
複合語の前項・後項の両方に引用形式(単独で現れる無標の形)を使っているものを問う問題である。「白身(しろ+み)」は、前項「白=しろ」も後項「身=み」も単独形のままで、連濁や母音交替を起こしていない。選択肢4が正しい。
【各選択肢の解説】
1. 雨合羽(あま+がっぱ)
❌ 前項の「雨」が「あま」と変化し(無標は「あめ」)、後項も連濁している。
❌ 前項の「雨」が「あま」と変化し(無標は「あめ」)、後項も連濁している。
2. 春雨(はる+さめ)
❌ 後項の「雨」が「さめ」と変化している(無標は「あめ」)。
❌ 後項の「雨」が「さめ」と変化している(無標は「あめ」)。
3. ひな鳥(ひな+どり)
❌ 後項の「鳥」が「どり」と連濁している(無標は「とり」)。
❌ 後項の「鳥」が「どり」と連濁している(無標は「とり」)。
4. 白身(しろ+み)
✅ 正しい(=正答)。前項「しろ」・後項「み」ともに単独形のままである。
✅ 正しい(=正答)。前項「しろ」・後項「み」ともに単独形のままである。
5. 雌鶏(め+どり)
❌ 前項の「雌」が「め」と変化し(無標は「めす」)、後項も連濁している。
❌ 前項の「雌」が「め」と変化し(無標は「めす」)、後項も連濁している。
【試験対策ポイント】
複合語では、連濁(とり→どり)や母音交替(あめ→あま/さめ、めす→め)など、要素が単独形(無標形)から変化することが多い。本問は前項・後項とも変化していないもの=「白身(しろ+み)」を選ぶ。各要素が単独で言うときの形と一致するかを確認する。
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