STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第27回 言語聴覚士国家試験 第40問

音響学第27回

第27回 言語聴覚士国家試験 第40問(音響学)の正答は 3・4 です。スペクトルの傾斜に関する誤りを問う問題で、3番と4番がいずれも誤りとして正答に処理されている。

STワンコイン模試 第1回 申込受付中 ― 本試験まるごと1回(午前100・午後100問)が500円。受験開始7/15・基準日8/22。
問題
誤っているのはどれか。
  1. 1.純音や周期音は線スペクトルを示す
  2. 2.雑音や周期を持たない音は連続スペクトルを示す
  3. 3.パルス音や白色雑音のスペクトルはー3dB/octの傾斜を持つ
  4. 4.のこぎり波やピンク雑音のスペクトルはー6dB/octの傾斜を持つ
  5. 5.三角波や有声音源のスペクトルはー12dB/octの傾斜を持つ

正答:3・4番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。記録は残りません — 記録・弱点分析つきは無料アプリ
スポンサーリンク
解説
■ 正答:3・4番 — 複数正答

スペクトルの傾斜に関する誤りを問う問題で、3番と4番がいずれも誤りとして正答に処理されている。白色雑音は傾斜0dB/oct、ピンク雑音は−3dB/oct、のこぎり波は−6dB/octであり、選択肢3・4はこれらの組合せが食い違っている。


【各選択肢の解説】

1. 純音や周期音は線スペクトルを示す
❌ 正しい。周期音は基本周波数とその倍音からなる線スペクトルとなる。
2. 雑音や周期を持たない音は連続スペクトルを示す
❌ 正しい。非周期音は連続スペクトルを示す。
3. パルス音や白色雑音のスペクトルは−3dB/octの傾斜を持つ
✅ 誤り(=正答)。白色雑音は周波数によらず一定(傾斜0dB/oct)で、−3dB/octはピンク雑音である。
4. のこぎり波やピンク雑音のスペクトルは−6dB/octの傾斜を持つ
✅ 誤り(=正答)。のこぎり波は−6dB/octだが、ピンク雑音は−3dB/octで、両者は一致しない。
5. 三角波や有声音源のスペクトルは−12dB/octの傾斜を持つ
❌ 正しい。三角波・声帯音源はおよそ−12dB/octの傾斜を示す。

【試験対策ポイント】

代表的な傾斜を覚える。白色雑音=0dB/oct(平坦)、ピンク雑音=−3dB/oct、のこぎり波=−6dB/oct、三角波・声帯音源=−12dB/oct。雑音と波形を取り違えて組み合わせた選択肢が誤りになる。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

編集・監修方針を見る →

📘 STカコモンの有料教材

この問題でつまずいた範囲は、ST国試ノートでまとめて復習。過去問だけでは埋まらない「なぜそうなるか」を、頻出ポイントに絞って体系的に読めます。現役STが作った買い切り教材です。

ST国試ノート ― 頻出だけをぎゅっと一冊に。買い切り850円・印刷すればA4で170ページ。現役STが過去14年・2,800問をAI分析。 ▶ この範囲のノートを開く(買い切り850円)
スポンサーリンク

関連

▶ 第27回 全問一覧

▶ 音響学 の過去問一覧

スポンサーリンク