STカコモン言語聴覚士国家試験 過去問・解説

第27回 言語聴覚士国家試験 第40問

音響学第27回

第27回 言語聴覚士国家試験 第40問(音響学)の正答は 3・4 です。本問は「誤っているのはどれか」=1つだけ選ぶ形式だが、選択肢3と4がどちらも誤りであったため、試験実施側が3・4の両方を正答として採点した問題である。

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問題
誤っているのはどれか。
  1. 1.純音や周期音は線スペクトルを示す
  2. 2.雑音や周期を持たない音は連続スペクトルを示す
  3. 3.パルス音や白色雑音のスペクトルはー3dB/octの傾斜を持つ
  4. 4.のこぎり波やピンク雑音のスペクトルはー6dB/octの傾斜を持つ
  5. 5.三角波や有声音源のスペクトルはー12dB/octの傾斜を持つ

正答:3・4番

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この問題の正答率(STカコモン利用者の実データ)

初回正答率 38.8%難問

134人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
👥 読者の報告をもとに修正済み(2026-08-23)— ご指摘ありがとうございました
■ 正答:3・4番 — どちらか一方を選べば正解(複数正答)

本問は「誤っているのはどれか」=1つだけ選ぶ形式だが、選択肢3と4がどちらも誤りであったため、試験実施側が3・4の両方を正答として採点した問題である。したがって3を選んでも4を選んでも正解になる(両方を選ぶ必要はない)。本アプリも1つ選べば正解と判定する。

論点はスペクトルの傾斜。白色雑音は0dB/oct(平坦)/ピンク雑音は−3dB/oct/のこぎり波は−6dB/octであり、選択肢3・4はこの組合せが入れ替わっている。


【各選択肢の解説】

1. 純音や周期音は線スペクトルを示す
❌ 正しい。周期音は基本周波数とその整数倍の倍音からなり、離散的な線スペクトルになる。
2. 雑音や周期を持たない音は連続スペクトルを示す
❌ 正しい。非周期音はあらゆる周波数成分を含むため、連続スペクトルになる。
3. パルス音や白色雑音のスペクトルは−3dB/octの傾斜を持つ
✅ 誤り(=正答)。パルス音(インパルス)も白色雑音も傾斜0dB/oct=平坦である。−3dB/octはピンク雑音の値。
4. のこぎり波やピンク雑音のスペクトルは−6dB/octの傾斜を持つ
✅ 誤り(=正答)。のこぎり波は−6dB/octで正しいが、ピンク雑音は−3dB/octであり、両者は一致しない。
5. 三角波や有声音源のスペクトルは−12dB/octの傾斜を持つ
❌ 正しい。三角波・声帯音源はおよそ−12dB/octで高域が減衰する。

【試験対策ポイント】

傾斜は0/−3/−6/−12の4つを紐づけて覚える。0dB/oct=白色雑音・パルス音(平坦)−3dB/oct=ピンク雑音−6dB/oct=のこぎり波・矩形波−12dB/oct=三角波・声帯音源。この形式の問題は「雑音(白色・ピンク)」と「波形(のこぎり・三角)」を取り違えて組ませた選択肢が誤りになる。なお本問のように公式に複数正答となった問題は、いずれか1つを選べば正解として扱われる。

✍️ この解説の執筆・監修

現役の言語聴覚士(ST養成校教員)が、臨床・国家試験教育の経験と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて執筆・監修しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・修正したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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