第28回 言語聴覚士国家試験 第105問
第28回 言語聴覚士国家試験 第105問(内科学)の正答は 4 です。貧血は、赤血球の「産生の低下」「破壊(喪失)の亢進」のどちらで起こるかで整理できる。
- 1.白血病
- 2.悪性貧血
- 3.腎性貧血
- 4.溶血性貧血 ✓
- 5.再生不良性貧血
正答:4番
初回正答率 48.3%難問
149人の初回解答から算出(2026年8月1日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、STカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
貧血は、赤血球の「産生の低下」「破壊(喪失)の亢進」のどちらで起こるかで整理できる。溶血性貧血は赤血球が過剰に破壊されて起こるもので、産生障害ではない。他の選択肢はいずれも赤血球産生の低下による貧血である。
【各選択肢の解説】
❌ 骨髄が腫瘍細胞に置き換わり、正常な赤血球産生が障害される(産生障害)。
❌ ビタミンB12欠乏により赤血球の成熟が障害される(産生障害)。
❌ 腎からのエリスロポエチン産生低下で赤血球産生が減る(産生障害)。
✅ 赤血球の破壊が亢進して起こる貧血で、産生障害ではない(=正答)。
❌ 骨髄の造血能が低下し、各血球の産生が減る(産生障害)。
【試験対策ポイント】
貧血は機序で「産生低下」「破壊亢進(溶血)」「出血(喪失)」に大別する。産生低下には再生不良性貧血・腎性貧血・悪性貧血・白血病などが、破壊亢進には溶血性貧血が含まれる。溶血では間接ビリルビン上昇や網赤血球増加などの所見がみられる。
| 機序 | 例 |
|---|---|
| 産生低下 | 再生不良性・腎性・悪性貧血・白血病 |
| 破壊亢進(溶血) | 溶血性貧血 |
| 喪失 | 出血による貧血 |
機序の違いは治療方針に直結するため、貧血の鑑別では原因がどの段階にあるかを見極めることが重要である。たとえば腎性貧血ではエリスロポエチン製剤、悪性貧血ではビタミンB12の補充が行われるなど、機序に応じて治療が大きく異なる点も押さえておきたい。
この問題の初回正答率は48.3%——受験者の52%が落としています。この範囲(内科学)は買い切りのST国試ノート(¥850)の棚には入っていません。まずは同じ科目だけを続けて解いて、どこが抜けているかを出すのが早道です。
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